2010年、年明け早々に大阪『海岸通ギャラリー・CASO』にて開催された展覧会『CRAZY CRIMERS』。本展は関西のグラフィティー・シーンを中心に、日本各地からもグラフィティ・ライターを招き、1月8, 9, 10日の3日間に渡り現在進行形のグラフィティをギャラリー内にて紹介する展覧会だ。 日本において"グラフィティ"という表現を専門に扱った、これほど大規模な展覧会は2005年、水戸芸術館とその周辺地域まで巻き込み開催された『X-COLOR』以来だ。あれから4年あまりの歳月が流れ、日本のリアルなシーンはどのように進化し、成長を遂げたのか。そのことを確認するにはまたとない貴重な機会であったことは間違いない。 会期中3日間は毎日、日本のグラフィティ・シーンをリードするライターによるライブペイントが館内にて行われ、大勢の人で賑わいを見せた。 以下、筆者が足を運んだ2日目の会場の様子を写真でご