文学フリマに行きました。「Children」を売り捌いていた条さん、ジャムさんお疲れ様でした。初対面なので、ドキドキしててうまく喋れなかったよ。ところで、kugyo氏がその文学フリマで手に入れた同人誌55タイトル全レヴューを「24」(ジャック・バウアー)のノリで試みるという、思わずうわって仰け反りたくなる企画を立てていて(http://d.hatena.ne.jp/kugyo/20090510)、これも違う意味でドキドキする。 + 最近は、メタフィクションを「降りる」方法について考えている。言い換えれば、文学におけるシニシズムの克服ということになるが、最近の青木純一氏の取り組みにも啓発を受けている。 これから書くことは恐らく「早稲田文学」に載せる予定のもので(決定ではない)、大まかなアウトラインのみ今回提示しておく。とにかく、問題はシニシズムの克服だ。 たとえば、鹿島田真希という作家がいる