第五管区海上保安本部から出て記者に囲まれる一色正春・海上保安官=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影) 誇り高き日本の回復を目指して駆け回る政治家、中田宏氏が今の日本について語る「週刊・中田宏」。「今週の政治を斬る」では沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、関与を認めていた海上保安官が懲戒処分を受け、辞職したことについて聞いた。中田氏は「映像を流出させた保安官は『国士』。私が同じ立場でも、流出させたかもしれない」と話した。また、今年を象徴するニュースとして、中田氏は米軍普天間飛行場移設問題を挙げ、今年を表す漢字には「憂」を選んだ。 今週の政治を斬る【領土守るため、尖閣に住んでもよい】 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、海上保安庁は22日、映像流出への関与を認めている神戸海上保安部の一色正春・海上保安官(43)を同日付で停職12カ月の懲戒処分とするなど、計