●この記事についての注意。 この文章は2006年9月15日に書かれたものであり、いまの私は、この文章のママの考えかたをしていません。 また、私の男女問題の認識につきましては『若者を見殺しにする国』(双風舎)の中に記していますので、必ずそちらを一読していただけるよう、よろしくお願いいたします。 Blog記事というのは、あくまでも著者の考えかたの断片を記しているに過ぎず、その言説を行うためのさまざまな仮定された条件を読み解いて、始めて著者の考え方が読み解ける物であると考えています。 この記事は、私が論壇デビューする前のものであり、さまざまな考え方や書きかたの実験を含んでいます。 特に「過去の記事」というのは「その時点で考えていたこと」に過ぎません。一度でも過去になにか書いたら、一生、その発言について責任を取れという考え方を私は好みません。 本当なら、過去の文章に手を入れるのは好きではないのです
新宿の駅前には、例によって路上キャッチセールス男がいっぱい。 どいつもこいつもモテそうなイケメンで、通りすがりの女に馴れ馴れしく声を掛けてるが、高額な化粧品を買わせたり、高額なエステクラブに加入させて搾ろうってのが魂胆だ。 腹が立ったんで階段から突き落としてやったら、頭を打って転げやがった、ザマーミロ。と、思ったら、そのお仲間に腕をつかまれて、ヤクザ風の連中を呼び出しやがった、ヤバいと思ったが、これは夢だから眼を開ければ逃げられるな、と思って寝返りを打って枕から顔を上げたら、もう時刻は昼過ぎだった。 目覚し時計を見ながら、随分と卑劣な逃げ方だと思ったが、夢の中で腕をつかんだ悪徳商法キャッチ男の悔しそうな顔を想像したら、思わず皮肉な笑みが浮かんだ。 PHP文庫『文蔵』3月号の松本清張特集(isbn:4569665160)をちょこっと手伝いました。 本当は、松本清張に関してはもっとやりたいネタ
1990年代後半に漫画家小林よしのりが社会主義イデオロギーに染まったゴリゴリの左翼に対し、無意識に「人権」などの価値に引きずられ反権力・反国家・市民主義となる者を「薄甘いサヨク」と呼んだ用法が広まったとされる。 「反日」「反米」、「親中」「親韓」等に偏った立場から、人権や平等などの理念および平和主義を唱える人々を、空想的であるなどと揶揄するときに用いる。マルクス主義その他の「左翼」思想への適切な批判として用いられることは少ない。 2ちゃんねるなどのインターネット上の掲示板やblogで使用されることが多く、共産党や社民党や日教組などの政治勢力や朝日新聞などのメディアへの批判に用いられる。 元は左翼思想のシンパを揶揄して、もしくは自嘲として用いられた。反体制や革命に憧れたり、耳慣れない用語をちりばめた理屈を振り回すことがカッコいいといった、ファッションとしての左翼運動。「優しいサヨクのための嬉
●ブンガク 普段から「知性派」で「文芸キャラ」で「インテリ」な方々は当然御存知でしょうが(笑) 言論界では「左翼」を「サヨク」と書くことがある。 この出典は島田雅彦の小説「優しいサヨクのための喜遊曲」から取られている。 なぜ「左翼」ではなくて「サヨク」なのか。 当時「左翼」といえばマルクス主義でしたが、この島田雅彦が登場した頃は、一時期大流行だったこの「マルクス主義」もソ連や中国のあんまりと言えばあんまりな社会状況が広く知られるようになり、すっかり威光が薄れていました。 そんな情況(今とあまり変わらない情況・・・要するに「政治の季節」が終っていたということです)で左翼的な運動(日本で「市民運動」なんてやるのは9割5部宗教か左翼なのですが)を続ける学生っていうのはどういう学生だったかというと、決して「マルクス主義さえ導入すれば社会はみんなうくいく」なんてことを本気で信じて
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