アンディク・ベルマンサ(写真左)が10日、練習参加期間を終えた。ドリブルをはじめとする強みを発揮し、城福浩監督(写真右)も「教えられないものと、教えられるものがあると思うけれど、前者を持っている」とその可能性を認める。ただし本人は至って謙虚で、「インドネシアのメッシと言われることはプレッシャーです」と高評価に戸惑いも口にする。 「インドネシアはピッチの質が低く、ドリブルが多くなる。ボールコントロール、パスを学んだ」と滞在中の収穫を口にするアンディク。うれしかったことは「まだ甲府でプレーしていないのに、みんな応援してくれて、サインを頼む人がいた」ことだという。「インドネシア人は並ばないですけど、日本人はしっかり並んでいた」ことに感動したそうだ。 「城福監督、神様が自分を選んでくれたら、ぜひここでプレーしたい。(甲府の)環境にも馴染めるとも思う」との想いを日本に残して、21歳の若武者は11日の