開発方針 形態素解析器を開発するにあたり、既存のコスト計算済みのモデルを使用することも可能だったのですが、今回は実用的な形態素解析器を作るというよりは、Swiftの習得が目的であったため、できるだけフルスクラッチしてしまおうと思いました。誰に迷惑をかけるわけでもないので。 ゴールまでの道のりは、最終的に以下になりました。開発中は試行錯誤しながらだったので、前後しながら開発していました。先に進んでは、別のところに戻って再実装・テストを繰り返していました。 ・辞書 ・ダブル配列 ・学習データ ・ラティス構築 ・コスト計算 ・形態素予測辞書 形態素解析器を使用したことがある人は、ご存知だと思いますが、形態素解析器自体は辞書を内部で保持しているわけではないので、辞書を変更して使用することができます。よく使用される辞書としてはIPAdic・NEologd・UniDicなどがあり、どの辞書を選ぶかはそ