「薄汚れたシンデレラの娘め...」 色んなブログでこの「あまちゃん」太巻(古田新太)のセリフについて「アレの元ネタはね」なんて書かれてると思う。 大映テレビ制作1985年のドラマ「少女に何が起ったか」の中で悪徳刑事 川村(石立鉄男)が主人公 雪(小泉今日子)に向かって 「おい!薄汚いシンデレラ!」 と言う台詞がある。 主人公 雪(小泉今日子)は北海道の漁港で働いてたのに実は父親が有名なピアニストだったと言う事で、突然東京の大学に特待生として入学する。 突然の成り上がり。 だから川村は、そんな雪を揶揄して「薄汚いシンデレラ」と呼んでた。 ドラマや映画なんかでは小ネタと言うか、音楽なんかでサンプリングとも言う。 小ネタと言っても「時効警察」のような遊びの小ネタでは無く、既存のコンテンツから一部を切り出し引用したり或いは変化させたりする事で新たなコンテクストを付与する、そういう使い方。 押井守「