Rを使っているとオブジェクトの中に入っているデータを確認したり眺めたりしたいと思うことが頻繁にあります。 こういった欲求を満たすためにess-R-object-popup.elというものを以前作ったのですが、これはあくまでオブジェクトのサマリーをチラ見することが目的であって、中身を細かく確認するものではありませんでした。 統計量を見るだけでもデータの特徴をある程度把握することはできるのですが、やはり生のデータを目視するのにはかないません。 生データを目視したいという需要は少なからずあるようで、RStudioでもデータビューワがあります。一方のEmacsですが、ESSにはオブジェクトを俯瞰できるrdiredというものがあるものの生のデータを眺める機能はなくて、Rのインタラクティブシェルでズラズラ出力しては眺めるという程度くらいしかできませんでした。まあこれでも良いんですがテキストが整形されて
昨日は年始の挨拶ついでに ELPA について脈絡もなく突然書きましたが、引き続き近頃の開発環境についてもだらだらと書いてみよう。 Mosh mosh というと一部の人間はひげなんとかさんが開発しているモナー的なあれを思い浮かべるかもしれないがそうではなく、mobile shell のことである。 思い切り簡略化して言うと「快適なssh」。回線が不安定な所でもエコー遅延など全く気にせず使えるし、Mac をスリープさせて復帰させたときもリモートホストにそのまま繋がりっぱなしのように見せかけてくれたりする。 詳しくはこの辺を。 mosh: MITからモバイル時代のSSH代替品 - karasuyamatenguの日記 インストールはリモートとローカル両方に必要ですが、まあ大概パッケージがあると思います。EC2 の Amazon Linux でも yum レポジトリの EPEL を有効にすれば y
NTEmacsの情報は、たくさんあったんだけど、GNU Emacsの情報があまりなかったので、メモ。 超簡単。 まず、Puttyをセットアップしておく。 次に、emacsの設定ファイル(.emacs)などを編集する。 これではうまくいかなかった。 (setq exec-path (cons "C:/PuTTY" exec-path)) なので、環境変数に設定する。 (setenv "PATH" (concat "C:\\Putty" ";" (getenv "PATH"))) Emacs23ではtrampがデフォルトでインストールされているので、もうリモートのファイルを編集できる。 C-x C-fでリモートのファイルを開く。 /plink:user@server#port:file_to_path さらに、.emacsに、 (setq-default tramp-default-metho
Recent entries jlineで日本語を使えるようにする。 sugawara 2009-12-10 五反田Emacsの資料 sugawara 2009-10-19 trac-ticket.el sugawara 2007-11-19 Emacs Lisp 勉強会(バッファとウィンドウ編) sugawara 2007-10-22 10/11に行ったEmacs Lisp勉強会の内容です。 コラムのとこに載せようと思ったのですが、やり方がわからないのでここに載せました。 バッファとウィンドウって? バッファは Emacs で編集するテキストを持っているオブジェクトです。 簡単に言うと、文字列みたいなものです。 MVC の Model だと思えば良いです。 ウィンドウはバッファを表示する領域です。 MVC の View だと思えば良いです。 複数のウィンドウに同じバッファを表示する事がで
最近ローカルでの開発作業のメモに org-mode を使っています。単なるテキストファイルの延長から始めているので、そんなに高度な機能は使っていません。 Org mode for Emacs – Your Life in Plain Text 最近の Emacs は標準添付。最新は 7.7。 http://hpcgi1.nifty.com/spen/index.cgi?OrgMode 日本語サイト。現在最新ドキュメントを翻訳中。 Org-mode 翻訳プロジェクト org-modeは機能が多いのでリファレンスのお世話になることが多いのですが、Emacs上のキーバインドを検索できる神ツール descbinds-anything が全く役に立ちません。 describe-bindings を anything で置きかえてみる - 適当めも こんな風にバインド先の関数名がキー名の関数なので意味
先日の関西Emacsでは、Emacs Lisp の入門記事がうけるとか、「書ける」ようになる情報がないらしいという話を聞きました。確かに、Emacsの初歩的な操作入門と、良く書ける人がアプリやブログなどでelispをばしっと書いてるのはよく見ます。入門から書けるようになるまでの間の過程は見たこと無かったかもしれないと思いました。 ということで、Emacsの先人たちにはまだまだ及びませんが、いくつかのアプリを書いてみた自分がたどった方法を書いてみます。先にまとめると以下の2つになると思います。 elispでどうしても書きたい物があること たくさん書いて動かして(こっちが先)、そしてInfoや他人のコードを見て勉強する 書ける以前のまとめ Emacs歴10年以上。すでに生活の一部。 でも設定を書くのに使っていたぐらい。 既存のアプリの分かりやすいバグを手元でちょっと直すとか。 LISP系の言語
anything-books.el ? anythingでPDFファイルをプレビューしながら開くプログラムを作りました。 なぜか大量にPDFがあって、PDFの管理方法に困っていて、たまたまEmacsを使っている人向けです。 画面イメージ 動かした方が受けが良さそうなので、今回はスクリーンキャストを用意してみました。 スクリーンキャスト インストール 必要なもの: anything-books.el anything.el deferred.el, concurrent.el ImageMagick PDF変換ツール(evince, convert+gsとか) PDFビューアー(AdobeReaderとか) anything.elはすでに皆さん入っていると思います。まだの人はanything導入のeverything 〜3分で使えるanything.el〜 - http://rubikitc
去年からほそぼそと作ってきた、EmacsからDBを操作できるツール Emacs DBI を紹介します。 Emacs DBI の簡単な紹介 このツールの目的は、クロスプラットフォームで便利なDB操作環境を実現することです。 pgAdmin や MySQL Query Browser のようなGUIの良さをCUIで実現してみようとしてみました。すなわち、ぼくのかんがえたさいきょうのDBツールです。ちなみに、このツールにとってEmacsはただの実行環境です。Emacs使わない人でも使うと便利だと思います。 データベース画面 e2wmで3ペインの画面 機能概要 以下のような機能があります。 EmacsとDB接続可能なPerlが動けばターミナルでも何処でも動く DB定義、テーブル定義がすぐ見れる auto-complete によるSQL補完 接続先DBにからキーワード、型名、テーブル名、カラム名など
ややこしかったので以前の記事には書かなかったこと。ログやキャッシュと表現していいものか分からないが他に適当な言い方が思いつかなかったのでそのように表現する。 たとえば、recentf-modeやsavehist-modeを有効にすると.recentfやhistoryといったファイルがホームディレクトリや~/.emacs.dに生成されるが、そういったファイルを全て~/.emacs.d/以下で管理することにした。 現在管理しているログやキャッシュといった類のものは以下の通り。 auto-complete eshell migemo recentf savehist 実はほとんど意味がない。一箇所にまとめられてなんとなくすっきりする以外にメリットがない。それはシムシティでいうところの商業区とか居住区とかすごく気にするような性格を持つ人間以外にメリットがない。それでもやるのだ。やってしまったのだ。
Let’s Encryptで作成したSSL証明書をサイトにインストールしてから、Androidのブラウザで確認したらアドレスバーに表示される鍵アイコンが赤色になってました。 結論から言うとApacheの設定が間違っていて、中間証明書の記述が漏れてました。 間違い: SSLCertificateFile /etc/ssl/example.com/cert.pem SSLCertificateKeyFile /etc/ssl/example.com/private.key.nopass 正解: SSLCertificateFile /etc/ssl/example.com/cert.pem SSLCertificateKeyFile /etc/ssl/example.com/private.key.nopass SSLCertificateChainFile /etc/ssl/example.
Emacs Key Combinations Note that C-x means Control-X while M-x means Meta-X where meta may mean hitting and releasing the escape key, or alt. These keys are excerpted from the Unix in a Nutshell book. The first column has their default key binding; the second their function name; last is a short description. File Handling Commands C-x C-f find-file Find a file and read it to screen. C-x C-v find-a
emacsネタです。 もうanything.elがないと生きていけない身体なくらいにanythingな日々をおくっていますが、anything-buffers-listしたときに同一のファイル名があるとこれがまた厄介です。 しかし、uniquifyを使うとファイルの区別を目視で行うのが簡単になります。 利用方法 uniquify自体はemacsに同梱されているます。なので以下の2行を.emacsとかに追記してあげるだけでOKです。 (require 'uniquify) (setq uniquify-buffer-name-style 'post-forward-angle-brackets) こんな感じになる 上記の設定をいれた上で、anything-buffers-listしてみるとこんな感じで表示されどのディレクトリに所属しているファイルなのかがはっきりとわかります。 uniquif
概要 Emacs を利用していると全部 Emacs でやりたくなるのは Emacs 使いとして当然だと思います。 Shell だって Terminal など利用せず Emacs 上で動作させたくなることでしょう。 この文書では Emacs 上で Shell を快適に利用するための設定を記述していきます。 目次 概要 検証環境 Emacs での Shell Mode に関する基礎知識 shell term (ansi-term) eshell どのモードを利用するか 利用する Shell について Windows での Shell の準備 Mac OS X での Shell の準備 Emacs 側の設定 PATH の設定 利用する Shell の設定 文字コードの設定 システムの terminfo を利用しない設定 エスケープを綺麗に表示する term 呼び出しキーの割り当て Shell 側
Migemo とは? Migemo はローマ字のまま日本語をインクリメンタル検索するため のツールです。かな漢字変換をすることなく日本語のインクリメン タル検索を快適に行うことができます。 新着情報 2004-06-28: 関連リンク集に fub と XUL/Migemoプロジェクト を追加しました。 2004-01-28: yoshi223氏による MigemizeExplorer が公開されました。 Windows の「エクスプローラーにおいてローマ字入力のみで日本語 ファイルをインクリメンタルに検索/選択することを可能にする」 ツールです。 2003-05-29: Migemo 0.40 を公開 連文節の検索に対応しました。 C/Migemoに対応しました。 Emacs側でのキャッシュに対応しました。 (白井秀行さんによる改良) Ruby 1.8 でも動くようにしました。 その他、細
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