退役した米軍高官10人は9日、米大統領選で民主党候補のハリス米副大統領を支持する書簡を公表した。ハリス氏が国家の最高司令官にふさわしい唯一の大統領候補であるとする一方、共和党候補のトランプ前大統領については 「国家安全保障と民主主義上の危険だ」と批判した。 ロシアのラブロフ外相は9日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子を10月22─24日にロシア中部カザンで開催される主要新興国によるBRICS首脳会議に招待したと発表した。 午後 5:20 UTC
慰安婦を象徴する少女像がドイツの首都ベルリンに設置されて半年がたつ。日本側の反発を受けて地元の区当局はいったん撤去を検討したが、韓国系市民団体などの設置継続を求める声に押され、当初の予定通り1年の期限付きで残ることが決まった。現在、ドイツで像はおおむね受け入れられている。その背景に、戦後補償問題において世界的に「優等生」と目されるドイツ自身が、戦時性暴力には十分向き合ってこなかった意外な事実があることを知った。 ベルリンの公有地に像が設置されたのは2020年9月。日本側は反発し、地元のベルリン市ミッテ区長は翌10月、「日韓間の複雑な歴史対立を扱うのは適切ではない」と設置者に像撤去を求めた。これに対し、韓国系住民だけでなく、女性団体や芸術家、大学教授らが「言論の自由、芸術の自由の侵害だ」と反対した。さらに区議会が12月、「戦時下性暴力に関する議論のきっかけ」になるとして像の永続的な設置を検討
ドイツの首都ベルリンの公有地に、慰安婦を象徴する少女像が建てられ、除幕式が行われたのは2020年9月のことだった。日本側の反発を受けて地元の区当局はいったん撤去を検討したが、韓国系市民団体などの設置継続を求める声に押され、当初の予定通り1年の期限付きで残ることが決まった。日本で強い反発を受ける少女像が、ドイツでは受け入れられたということか。そうだとすれば、なぜなのか。答えを探るうちに、戦後補償問題において世界的に「優等生」と目されるドイツで、まだ十分に議論されていない問題が浮上してきた。 意外に知られていないドイツの負の歴史 少女像が建てられたのはベルリン市のミッテ区。中心部に位置しながら、観光名所のブランデンブルク門などからは少し離れた静かな住宅街だ。近所に住む私は20年10月以降、何度か現場に足を運んだ。この問題について、どう考えたらいいのかと気になっていたからだ。 像を見ると、正直な
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