新しくできる図書館のイメージ(読谷村提供) 【読谷】沖縄県読谷村が民間の資金や手法などを活用した社会資本整備(PFI)方式で行う「読谷村総合情報センター」(仮称)の事業について、実施主体の優先交渉権者がこのほど決定した。複数の民間事業者でつくるグループで、TSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)も入る。図書館運営を担う予定で、契約が決まれば同村に、いわゆる「ツタヤ図書館」が開館される。 読谷村総合情報センターは、読谷補助飛行場跡地に2025年に開館予定。図書館や村史編集室などの入所を予定する。村は図書館運営を民間に委託し、従来の図書館運営にないサービスを実現したいとしていた。 優先交渉権者に選ばれたのは、シナジーアセット(読谷村)をはじめとする県内外7事業者のグループ。「黄金環」という名で特別目的会社(SPC)を設立している。 読谷村によると、優先交渉