イスラエルのネタニヤフ首相は地元メディアのインタビューで、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの停戦が破られた場合に備えるよう軍に指示したことを明らかにし、ヒズボラを強くけん制しました。 一方、ガザ地区でのイスラム組織ハマスとの戦闘については「戦争を終わらせる用意はない」と述べ、ハマスの壊滅まで続ける姿勢を改めて強調しました。 イスラエル軍とヒズボラの戦闘が続いていたレバノンでは、今月27日に停戦が発効しましたが、その後、イスラエル軍がヒズボラの戦闘員に対する空爆を行ったなどと発表したほか、レバノン南部の一部の地域への住民の移動を禁止すると一方的に通告しました。 緊張した状態が続く中、イスラエルのネタニヤフ首相は28日、地元テレビ局とのインタビューで「停戦が破られ、激しい戦争になった場合に備えるよう軍に指示した」と述べ、ヒズボラを強くけん制しました。 一方、ハマスとの戦闘が続くパレス