東京都葛飾区の知的障害者の男性(60)が、何者かに無断で計27回の養子縁組手続きを行われ、姓が平成14年以降12回変わっていたことが26日、分かった。振り込め詐欺グループの銀行口座開設や携帯電話の新規契約に悪用された可能性もあり、男性は同日中に、養子縁組の無効確認を求める訴えを東京家裁に起こす。 代理人の太田晃弘弁護士によると、男性は万引などで複数回逮捕され、路上生活と服役を繰り返す累犯障害者。服役中を含め、これまでに10人の養子となる縁組が行われたほか、他人の姓を変えるためとみられる養父としての縁組も17回繰り返されていた。 縁組届は主に関東地方の自治体に提出され、署名の筆跡は男性と異なるという。縁組の相手方が訴訟を起こしたため前の姓に戻ったケースもあり、「親子」双方とも犯罪に利用された可能性がある。 今年4月の出所後にも改姓があり、出所者サポートを行う東京都地域生活定着支援センターなど
衝突の危険があると自動でブレーキをかける衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)が誤作動を起こす不具合があったとして、トヨタと三菱自動車が今月に入って相次いでリコールを届け出た。 ドライバーの意図に反してブレーキがかかるため、後続車両に追突される事故も起きていた。 トヨタがリコールしたのは、同社の高級車ブランド「レクサス」の「IS350」やクラウンなど4車種で計約2万台。いずれも昨年末以降に発売されたばかりの新型車だった。 この不具合を巡っては今年5月、東京都葛飾区の首都高速道路で追突事故が発生。時速約30キロで走行していたところ、自動ブレーキが作動して10キロ未満に減速、2トントラックに追突された。これ以外にも、4月下旬以降、「いきなりブレーキが作動した」などのトラブルが5件起きていたという。 国土交通省などによると、原因は電波の乱反射を解析する機器の設定ミス。自動ブレーキは、レーダーから前
銀行のインターネットバンキングを経由して不正に移された現金を引き出したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は19日、中国籍で東京都葛飾区新小岩2、アルバイト、薛章文容疑者(51)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。薛容疑者は仲間の中国人らと共謀し、第三者のパソコンに「トロイの木馬」と呼ばれる不正プログラムを仕掛け、ネットバンキングに侵入。他人名義の口座のIDとパスワードを抜き取り、現金を関係者の口座に不正送金したとみている。 逮捕容疑は、8月31日、知り合いとみられる中国人の男名義の三井住友銀行の口座から、男を装って10万円を引き出したとしている。同課によると、薛容疑者は「知り合いの男に頼まれてやっただけ」と容疑を否認しているという。 容疑者グループは、東京都あきる野市の男性会社員(27)のパソコンに侵入したとみられる。被害に遭ったのは八千代銀行のネットバンキングで、このパソコンから不正アクセスし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く