欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear Research、CERN)がスイス・ジュネーブ(Geneva)近郊で開いた発表会で配布した、ヒッグス粒子(Higgs boson)発見のためにコンパクト・ミューオン・ソレノイド(Compact Muon Solenoid、CMS)という実験装置で衝突させた陽子同士の軌跡を示す図(2012年7月4日撮影)。(c)AFP/CERN 【12月25日 AFP】(一部更新)米科学誌サイエンス(Science)は20日、科学における今年の10大成果を発表し、質量の謎を説明する見えない粒子「ヒッグス粒子(Higgs Boson)」の存在が確認されたことを1位に挙げた。 2位以下(順位なし)には以下の業績などが挙げられた。 ■新技術によるデニソワ人の全ゲノム解読 ドイツの研究チームは、シベリアの洞窟から発見された約