フラミンゴがいない夏 北海道コムケ湖で発見1年 再飛来に期待 (07/29 18:11) 湖面すれすれを悠々と舞うフラミンゴ=2012年9月7日早朝、紋別市のコムケ湖 【旭川、紋別】あのフラミンゴはどこに―。旭川市の旭山動物園を抜け出したヨーロッパフラミンゴが逃避行の末、紋別市内で発見されて1年。捕獲作戦をかわし続け、10月に消息がつかめなくなった。動物園は生き延びていることを期待。紋別には再飛来を楽しみに足を運ぶ人もいる。 フラミンゴは昨年7月18日に動物園を飛び去り、小樽市銭函を経て、紋別市藻別川で27日に確認され、翌日コムケ湖に飛来。悠然と過ごしていたが、10月28日を最後に行方が分からなくなった。 「キツネやオジロワシに襲われた可能性もあるだろう」。坂東元・園長は心配する。ただ、コムケ湖に飛来したことに「快適な環境を見つけ出した鋭い感覚を持っている。どこかでたくましく生きているかも