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存在に関するorticaのブックマーク (16)

  • 少女漫画みたいな人生のその先のこと

    町を歩いていて、ふと、窓ガラスに自分が映るのを見る。ああ、自分はキレイだなって思う。ものすごい美人ていうわけじゃない。でも私は自分の容姿を気に入ってるし、多くの他人にもそれなりに見えるっていうことも分かる。 その瞬間にいろいろなことを思い出す。 昔は自分の姿を見るのが、とても嫌だった。町中で唐突に鏡に出くわすと、ぎょっとして心臓が止まるかと思うほどだった。自分は家庭でも学校でもいつも醜い子供だった。少なくとも自分を醜いと思って生きていた。思春期になるころには、学校の男子にありとあらゆる方法で容姿をけなされた。母親は、顔の整形手術を進めてきた。少しずつ自分の身体が女らしくなってきたとき、それを私は嫌悪した。できるかぎり身体の線の出ない服、ダボダボな男の子みたいな服を選び、髪も五分刈りにしていた。女として見られるのが嫌だった。女じゃなくなれば、醜くても、そんなに傷つけられることはないから。きっ

    少女漫画みたいな人生のその先のこと
  • 本の記事 : 本のニュースで2012年を振り返る | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ブック・アサヒ・コムで年間多く読まれた記事から、2012年を振り返ります(12月19日までに掲載されたのニュースとインタビューが対象)。1年のトレンドがわかります。 ブック・アサヒ・コムに掲載されている記事は、朝日新聞のに関する記事を転載したものと、ブック・アサヒ・コムのオリジナル記事があります。電子書籍リーダーが相次いで発表された今年は、一般的な電子書籍元年。6月あたりから新端末のニュースが出始め、下半期は電子書籍のオリジナル記事を集中して投入した結果、特によく読まれました。下の順位表でブック・アサヒ・コムのオリジナル記事には、★がついています。 1月には「もらって当然」で芥川賞を受賞した田中慎弥さんの会見が話題をさらいました。4月にはブック・アサヒ・コムが「絵・地獄 千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵」にいち早く目をつけ、その後各紙が紹介するようになりました。3月に閉店した大型書店の異

    本の記事 : 本のニュースで2012年を振り返る | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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    ortica 2013/03/02
    [h:keyword:ブック・アサヒ・コム]
  • 99.996%の確率で、暗黒エネルギーの存在を証明

    【2012年9月18日 王立天文学会/NOAO】 ドイツとイギリスの大学研究チームが、この宇宙の73%を占めると考えられている正体不明の暗黒エネルギーが99.996%の確率で存在するという研究成果を発表した。 10年前、遠方の超新星の観測から、宇宙が加速膨張していることが明らかになった。重力にさからって膨張を加速させているのは、宇宙の73%を占めるなぞの物質「暗黒エネルギー」である。2011年のノーベル物理学賞はこの功績に対して送られたものだが、暗黒エネルギーの存在そのものについては今も議論の余地がある。 これまでにさまざまな手法で暗黒エネルギーの質に迫る観測が実施されてきたが、いずれも宇宙の加速膨張を間接的に調べるものであり、また不確実性の影響を受けやすかった。 その存在に関する確実な証拠を初めて理論で示したのが、「ザックス・ヴォルフェ効果」である。その名前は、Rainer Kurt

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    ortica 2013/02/24
    [h:keyword:ザックス・ヴォルフェ効果]
  • 1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるか?/『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド - 古本屋の覚え書き

    ・『人類が知っていることすべての短い歴史』ビル・ブライソン ・『黒体と量子』ジェニファー・ウーレット ・『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』大栗博司 ・『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由 フェルミのパラドックス』スティーヴン・ウェッブ ・『ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで』スティーヴン・ホーキング ・『エレガントな宇宙 超ひも理論がすべてを解明する』ブライアン・グリーン ・『ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム』大須賀健 ・1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるか? ・『物質のすべては光 現代物理学が明かす、力と質量の起源』フランク・ウィルチェック ・『サイクリック宇宙論 ビッグバン・モデルを超える究極の理論』ポール・J・スタインハート、ニール・トゥロック ブラッ

    1ビットの情報をブラックホールへ投げ込んだらどうなるか?/『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド - 古本屋の覚え書き
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    ortica 2013/02/20
    [h:keyword:isbn:9784822283650][h:keyword:1ビット]
  • 現代社会のフォーマットとしての、完成詐欺 - Freezing Point

    画家・永瀬恭一 「《完成》は恣意的な判断にすぎない」(togetter) これは作家としての議論なのだけれど、モチーフとして決定的に大事なのは、 私たちの生活世界への着手そのものに関わるから。 商品というのは、「私は完成しています」という詐欺ではないだろうか。 完成サギに身を染めないと、正しく存在していると見做されない、 それが私たちの生活世界ではないか? 「完成している」というアリバイゆえに、あなたも私も、それぞれの制作物も、 社会的な存在を許されているのではないか。 それを守ろうとするから、いろいろ、おかしくなるのではないか?*1 私にとって「当事者」とは、やり直しの場所ということだ。 名詞形で居直ることではない。 だからなんとか、動詞化したいのだ。 検証して、やり直すことじゃないか、自分の話というのは。 永瀬氏は漱石の『明暗 (新潮文庫)』を挙げているが、 まさに書物というのは、「こ

    現代社会のフォーマットとしての、完成詐欺 - Freezing Point
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    ortica 2013/02/04
    [h:keyword:完成][h:keyword:永瀬恭一]
  • はてなダイアリー10周年に寄せて - 琥珀色の戯言

    はてなダイアリー10周年おめでとう! はてなダイアリー10周年、ですか。 振り返ってみると、僕の最初のダイアリーは2003年の2月17日。こんな内容でした。 「オレたちひょうきん族」?のDVDが発売されるというニュースを見た。 観たいなあ、と思いつつも、僕が今「ひょうきん族」の当時の映像を観て、最初に浮かぶ感情は「面白い」というより「懐かしい!」だという予感がする。 個人の感性、および時代性を超えた「面白さ」というのを人々に与えるのは、絶対不可能なのではないか、という気持ちになることが多い。 実際、僕はチャップリンやキートン、あるいはコント55号なんてのを子供時代に観て、面白いとは思えなかったし、今観ても「名作だから」と自分に言いきかせながらでないと、最後まで観られないような気がする。 テキストコンテストという企画に僕は参加しているのだが、その感想を読んでいて毎回思うことは、いかに人それぞ

    はてなダイアリー10周年に寄せて - 琥珀色の戯言
  • 分身の不在、幽霊の視線:『おおかみこどもの雨と雪』について - てらまっとのアニメ批評ブログ

    細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』が、2012年を代表するアニメ映画のひとつであることに疑問の余地はないだろう。この作品は「おおかみおとこ」である夫を事故で失った未亡人の花が、二人の「おおかみこども」(雨と雪)の子育てに悪戦苦闘する物語である。洗練された映像と音楽、それに感動的なストーリーが多くの観客を魅了し、公開直後から大きな反響を呼び起こすことになった。 しかしその一方で、『おおかみこども』に対する否定的な意見も少なくない。評論系のブログや同人誌では、実際の子育てと大きく異なっていることや、母親をある種のヒーローとして描くことについて、かなり手厳しい批判がなされている。なかでも注目したいのは、「そもそも主人公の花に共感できない」*1というものだ。たしかに母子家庭の子育て(しかも狼男と人間の子供)という大変な状況にもかかわらず、何があってもニコニコしている彼女は──作中でその理由は一

    分身の不在、幽霊の視線:『おおかみこどもの雨と雪』について - てらまっとのアニメ批評ブログ
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    ortica 2013/01/27
    [h:keyword:おおかみこどもの雨と雪]
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

  • カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point

    ハイデガー拾い読み (新潮文庫) 作者: 木田元出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/27メディア: 文庫 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見る 以下、鮮烈な印象を受けた Realität 誤訳問題と、 その周辺をめぐる木田元氏の説明(に対する私の理解)を、要約してみます。 マルクス「フォイエルバッハ・テーゼ」にある、 《唯物論(Materialismus)》 と 《観念論(Idealismus)》 の対比 は、哲学科の教員たちからは逸脱とされるらしい。 しかし木田氏は、そういう教科書的な理解そのものを問題視している(p.203)。 つまり哲学科の教師たちは、 《唯物論(Materialismus) ⇔ 唯心論(Spiritualismus)》 が 【存在論】 《実在論(Realismus) ⇔ 観念論(Idealismus)》 が 【認識論】 ――という

    カント「Realität」誤訳問題をめぐって - Freezing Point
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    ortica 2012/12/20
    [h:keyword:isbn:9784403231025][h:keyword:isbn:9784101320823][h:keyword:客観的実在性][h:keyword:もの主義]
  • 凸守とモリサマーはやっぱり「光」属性だったんだ。 - たまごまごごはん

    ぼくの大好きな女の子が傷ついていて、つらい。 その子の名前は 凸守早苗ちゃんデス! 10話から11話の展開ほんとつらすぎてもう。もうさあ。 当はここで六花とゆーたの話をするべきなんでしょうけれども、ぼくは凸守の話しかしません。 だってだよ! 大好きな子が。 好きになった子がさ。 泣いてるんだぞ。 苦しんでるんだぞ。 他に何も考えられねえよ。この一週間。 ●凸守の失……失なんだ?● 六花とゆーたが付き合い始めたのは、まあ予定調和というか原作どおりなので、いいとしましょう。 とてもいいシーンでしたよ。 じゃあ六花を慕っていた凸守はどうだったか。 まあ、切ないよね。 寂しいよね。 凸守にとって六花ってどういう存在なのか。 マスターとサーバント。とはいうけどぶっちゃけ何なのか。 恋愛? いや、そういう考えも燃えるけど、ちょっと違う。 友情? いや、そこまで行ってはいない。あるいはそれ以上の関係。

    凸守とモリサマーはやっぱり「光」属性だったんだ。 - たまごまごごはん
  • 大江健三郎「定義集」書評 素人にしか知り得ない未来|好書好日

    定義集 [著]大江健三郎 『「伝える言葉」プラス』についで、朝日新聞紙上での著者の連載がまとまった。 そこには中野重治や井上ひさし、多田富雄やバルガス・リョサなど、様々な他者の言葉が引用され、意味や用法が“定義”されている。 六年にわたる連載の間、著者はかつての長編エッセイ『沖縄ノート』の記述をめぐって、それが名誉毀損(きそん)にあたるか否かを法廷で争わざるを得なかったわけだが、その折々の主張の核心を読むことも書の意義であろう。 だが、長年の読者である私にとって何よりも特徴的なのはまず、このエッセイ集が徹底して“若い人たち”に向けられていることである。 「十五年後が生の盛りの、若い人たちに問いかけます」「漢語に慣れていない若い人のためにいえば」など、大江賞の創設も含め、著者は新世代に直接働きかけ、言葉を受け渡していく決意の中にいる。 もうひとつ重要なのは、書にちりばめられた「アマチュア

    大江健三郎「定義集」書評 素人にしか知り得ない未来|好書好日
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    ortica 2012/11/26
    [h:keyword:isbn:9784022508102]
  • 「隠れていた宇宙」書評 別世界夢想する、先端物理の理論|好書好日

    隠れていた宇宙 上 (ハヤカワ文庫 NF <数理を愉しむ>シリーズ) 著者:ブライアン・グリーン 出版社:早川書房 ジャンル:SF・ミステリー・ホラー 隠れていた宇宙 上・下 [著]ブライアン・グリーン あのとき別の選択をしていれば——人生は常に後悔に満ち、人は常にあり得たかもしれない別の世界を夢想する。そして星の彼方(かなた)や次元のひだの向こうに、その別世界が実在してほしいと願う。無数の小説映画のテーマとなったそんな夢が、書の第一のテーマだ。 書の描く最先端の物理学モデルによれば、無限の変奏を繰り広げる無限の宇宙がある——それも九通り。が、そこにでかけることはおろか、その様子を見ることも通信もできない。モデルが「ある」と言うだけだ。さて、それは当に「ある」のか? それが書第二のテーマとなる。 著者グリーンは現役物理学者で名科学ライター。これまで超ひも理論や時空論の発展を活写す

    「隠れていた宇宙」書評 別世界夢想する、先端物理の理論|好書好日
    ortica
    ortica 2012/07/14
    [h:keyword:isbn:9784152092250][h:keyword:ブライアン・グリーン]
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  • シュレーディンガーの猫の核心

    シュレーディンガーのの核心を、初心者向けに、ごく簡単に示す。 (核心をざっと理解したあとで、表紙ページに記した各ページを読むとよい。) (ただし、下記の ★ をあらかじめ読んでおくといいだろう。) ※ 「量子力学のミクロとマクロ」 という注釈ページを追加した。( 2006-06-30 ) ※ 「「シュレーディンガーの」の破綻」 ★ を追加した。( 2007-09-02 ) 【 エピソード1 】 男が女に求婚した。 「きみが好きだ。結婚してくれ」 しかし女は迷った。 「困ったなあ。あなたのこと、半分だけ好きなの。半分だけなら、結婚してもいいわ」 「半分結婚なんて、ありえないよ。結婚するか、結婚しないか、どっちかだ。どっちにするか、とにかく決めてくれ」 「そんなこと言っても、半分好きなんだから、しょうがないでしょ。決められないわよ」 白黒で決められないものを、白と黒のどちらかに無理に決めよ

  • 人間関係をリアルとバーチャルに区別する意味はあるだろうか - きしだのHatena

    今日ちらっと、「ソーシャルとはリアルの人間関係のことである(キリッ」っていう文章みて、こいつバカじゃねーのって思わなかったことにしておくけど、そういう文章をみたんだ。 それで思った。じゃあリアルの人間関係ってなんだ? この対比で言う場合に、バーチャルのほうはわかりやすい。一度も実際に会ったことがない人との関係。でも、じゃあリアルって? 3年くらいはてなTwitterでお互いを認識して、一度だけ同じ飲み会に参加して5分くらい話をした人とは、リアルの人間関係? メールで仕事をもらって、一度も電話することもなく声を聞くこともなく、メールとチャットで打ち合わせをして、納品して請求書送ってお金を支払ってもらった人は、リアル?バーチャル? お金がリアルだから仕事はリアルだろって?じゃあ仕事の前の打ち合わせだけで仕事が流れたら?Twitterで、なんとなく仕事もらえねーかなーと思いながらつながってるの

    人間関係をリアルとバーチャルに区別する意味はあるだろうか - きしだのHatena
  • 「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明」らしいんですが、この言葉、ここはひとつ、中学生にもわかるように説明していただけませ…

    「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明」らしいんですが、この言葉、ここはひとつ、中学生にもわかるように説明していただけませんでしょうか。

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