トンボやハチなどの昆虫が持つ複眼をまねて開発されたデジタルカメラの上にとまるハチ(2013年4月30日撮影)。(c)AFP/John A. Rogers, Department of Materials Science and Engineering, University of Illinois at Urbana-Champaign 【5月3日 AFP】自然界からヒントを得て、ハエの複眼のように広角でゆがみのない画像を取り込む、伸縮自在な電子部品を使用したデジタルカメラを開発したと、米研究チームが1日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。 米イリノイ大学(University of Illinois)などの研究チームによると、このデジタルカメラは、アリ、甲虫、エビなどの目が持つような柔軟性のある極小レンズを多数備えており、ほぼ無限の被写界深度と高い動作感度を実現しているという
