日本郵政傘下の郵便事業会社は24日、郵便小包「ゆうパック」事業強化のため、地区ごとに同じ職員が配達、集荷、営業業務をこなす「サービスドライバー」制を本格導入する方針を明らかにした。来年度内にドライバーの拠点となる「ゆうパックセンター」を都心部で50カ所程度設ける。 ヤマト運輸や佐川急便はサービスドライバーがきめ細かい集配サービスを提供し、集荷拡大に成功している。 郵便事業会社は現在これに倣って、品川支店(東京都品川区)と港北支店(横浜市)に「ゆうパックセンター」を設置。配達・集荷の担当者が異なる現体制を見直し、地区ごとに同じ職員が配達、集荷、営業業務を担当する仕組みを試験的に実施している。