いまインターネット上の動画共有が話題だ。 たとえば、先日検索エンジン大手グーグルが買収した米ユーチューブなどが動画共有サイトとして世界的に有名である。 写真はハーパー・コリンズ・カナダのブックトレーラー(本の動画予告ムービー)。 国内でも多くの動画共有サイトが登場し、今後ますますインターネットでの頒布を目的とされたネット動画に注目が集まりつつある。 共有サイトでは作り手やユーザーが公開した動画を簡単に多くの他人と共有することができる。 時には著作権違反の温床にもなりえるが、「意図的に」自分が撮った動画を頒布したい者にとっては格好の場となろう。 実は、その流れは本の販売にとっても好機であると私は考える。 なぜインターネット上の動画と本が関係あるのか? それは本のプロモーションに動画が活用できるからだ。実際に米ではブック・トレーラーといって、本を映画の予告編(トレーラー)のようにつくる手法が登