東京都は19日、身体障害者就労支援施設など約5300事業所が検索できるホームページ「東京都障害者サービス情報」が、コンピューターウイルスに感染したと発表した。現時点で閲覧者へのウイルスの感染拡大は報告されていない。都では18日からホームページの閲覧を停止し、詳しい原因を調べている。 都によると、同ホームページに、障害者に対する支援を行う事業者検索結果一覧が表示された際、ウイルス感染の影響で本来は掲載されるはずのないアルファベットや数字などが一緒に表示された。また、事業所が申請書類をダウンロードした際、ウイルスをダウンロードさせるリンクが追加されるなどした。ウイルスソフトが作動した閲覧者の指摘で問題が発覚した。 都ではウイルスの侵入経路を調べるとともに、被害状況などの調査を進める。