◆電流-電圧変換回路 オペアンプを使った電流-電圧変換回路です。フォトダイオードなどの信号を扱いやすいレベルに変換るなど、ふつうはごく微弱な電流を変換するために使われます。そのため、実装には細心の注意を払う場合も多いです。 ◆この回路の動作 この回路の入力は電流で、出力は電圧です。 入ってきた電流は、すべて帰還抵抗を通じてオペアンプの出力側へと流れます。いえ、すべて流れてくれることを誰もが期待しています。この電流をIとすると、帰還抵抗はRなので、オペアンプの出力側には-I×Rの電圧が発生します。 ◆回路の使い道 電流を測りたいときには、抵抗に電流を流してその両端の電圧を測る方法が一般的です。数mA以上の電流測るときにはそれでもよいのですが、マイクロアンペア、ナノアンペア、さらにはピコアンペアの電流を測りたいときにはその方法ではうまく行きません。 そこで、このオペアンプを使った電流-電圧変換