諏訪信仰を題材にしたパソコンゲームのアニメキャラクターが人気だ。若い世代を中心に、ゲームをきっかけに諏訪市や諏訪郡下諏訪町の諏訪大社を訪れる人も。岡谷市ではキャラクターグッズなどの展示即売会が10月に開かれる。愛好家の一人で、開催を呼び掛けた同市長地出早の今井健一郎さん(29)は「ゲームやアニメでファンを諏訪に引き付けられる。観光資源として有効活用していきたい」と話している。 ゲームは妖怪などが暮らす異世界を舞台に、主人公が次々と現れる敵を倒しながら、山の上の神社を目指す。対戦相手として、諏訪湖のほか、諏訪信仰の古代神モレヤ(洩矢)、諏訪大社下社の妃神「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」を思わせる名前の3人の女性キャラクターが登場する。 戦いの場面では、諏訪大社御柱祭の木落としのような柱状の光線を飛ばす技や、冬に諏訪湖で湖面の氷が筋状にせり上がる御神渡(おみわた)りを連想させる技などが繰