【読売新聞】 原子力規制委員会は21日、原子力発電所の運転開始から30年以降、10年以内ごとに繰り返し運転を認可する新ルール案を了承した。「原則40年、最長60年」とする運転期間の現行ルールを上回る「60年超」運転が可能になる。一般
東京電力福島第1原発の構内で、処理水がためられているタンク=福島県大熊町で2022年2月26日、西夏生撮影 原子力規制委員会は22日、東京電力福島第1原発でたまり続ける処理水を海へ放出する設備の設計や手順を盛り込んだ実施計画の審査書を決定し、計画を認可した。規制委の審査はおおむね終了となり、今後の焦点は、放出に使う海底トンネルなどの設備工事を開始するために必要な地元自治体の事前了解が得られるかどうかに移る。 現在、処理水は敷地内のタンクで保管されている。東電は容量が満杯の137万トンに達する時期を2023年夏から秋とみており、それよりも早い23年春の海洋放出開始を予定している。実施計画では、処理水中の放射性物質のトリチウムの濃度を、国の基準の40分の1未満にした上で、海底トンネルを通して沖合1キロ地点から放出する。処理水の放出終了までには数十年かかる見通し。
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