JR東日本とインドネシア鉄道会社、ジャカルタ首都圏鉄道会社(ジャボタベック社)の3社はこのほど、鉄道運営などにおける相互協力を目的とした覚書を締結した。これに伴いJR東日本は、横浜線で運用してきた電車をジャボタベック社に譲渡する。 覚書は鉄道のオペレーションやメンテナンス、マネジメントなどの分野における相互協力を目的として3月26日に締結。JR東日本によると、今後は情報交換や意見交換、人事交流を通じて相互に協力し、交流を深めていく。また、E233系6000番台の投入に伴い余剰となる横浜線の205系電車約170両をジャボタベック社に譲渡。5月下旬から譲渡を開始する。 ジャボタベック社はインドネシアの首都・ジャカルタの都市鉄道を運営している鉄道会社。2本のレール幅(軌間)はJR在来線と同じ1067mmで、電化方式もJRの直流電化線と同じ直流1500Vの架空電車線方式を採用している。2000年以