「民間防衛」 あらゆる危機から身を守る 表題は、本日(11月9日)配信した有料メルマガ「闇株新聞 プレミアム」の「お勧め書籍コーナー」でご紹介した書籍名です。 新しい書籍ではありませんが、現在の日本にとって大変に有益だと感じるので大幅に加筆して闇株新聞のテーマにしました。有料メルマガの読者の皆様にはどうかご了承いただきたいと存じます。 さて「民間防衛」とは、冷戦時にスイス政府が国民に配布した「あらゆる危機から身を守る」ための手引書の邦訳版で、2003年に原書房から出版されています。 人口が800万人弱のスイスは永世中立国ですがEUにもNATOにも加盟しておらず、国民皆兵(男性だけ。女性は任意)で国を守っています。街中にも大砲を備えたトーチカがあちこちにあり、敵が攻めてきたときの備えもできています。 つまり自国の平和は自国民で守るというごく自然な考え方で、本書はその手引書です。いまだに安保法
