しっぽがない セロテープやガムテープを使っていると、最後のところが無駄になって、もったいない気がいつもする。製造するときは、まず紙製の芯を用意しておいて、その周りにテープを巻きつけてゆく方法で作っていると想像されるが、このようにするとテープの最初の(あるいは最後の)一巻きぶんは、自分自身(テープ)ではなく、紙芯と貼り付いていることになる。買ってきて使っていると、テープ同士ならうまくはがれるのだが、このひと巻きぶんは、はがそうと思うと紙芯の紙が一緒にはがれてきてしまって使えない。テープの糊の貼りつかない、ビニール素材かなにかで芯をコーティングしておけば最後まで使えるわけだが、当たり前の話、そんな手間をかけるよりも普通にテープを巻いてテープ自身にそのコーティングの役割を果たさせたほうが手間もいらないしコストも安くなる、と、そういうわけだろう。 まったくの想像だが、このテープ、販売している紙芯の