国内で生まれた赤ちゃんの平均体重が減少し、海外などで「軽い体重で生まれた赤ちゃんは、将来、生活習慣病になるリスクが高まる」という研究が報告されていることから、国立国際医療研究センターなどが、赤ちゃんの体重に影響する母親の妊娠中の栄養状態と子どもの成長との関係について調査することになりました。 厚生労働省によりますと、やせた若い女性が増えるなか、生まれたときの赤ちゃんの平均体重は、平成22年は男の子が3040グラム、女の子が2960グラムで、35年前の昭和50年に比べて男女ともおよそ200グラム減少し、2500グラム未満の「低体重」で生まれる割合もおよそ2倍に増えています。 また、海外などで「妊娠中の母親の栄養状態が悪く、低体重で生まれた赤ちゃんは、将来、生活習慣病になるリスクが高まる」という研究が報告されています。 このため、国立国際医療研究センターや早稲田大学などは、妊娠中の母親の栄養状