日本語で「Schadenfreude*1」は何て言うのだろうか? 1990年代後半から2000年代前半までの大半の期間を通して、西側の経済学者や政治家は嬉々として、日本が資産バブルの後に犯したミスについて日本政府に説教した。 だが、金融危機の引き金を引いた投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻から6年経った今、多くの西側諸国はまだ、それなりの成長を生み出すのに苦労している。 これらの国の中央銀行は、金利をゼロ近くに維持することを余儀なくされている。欧州諸国の国債利回りは、日本と同様、歴史的な低水準に落ち込んだ。経済学者やエコノミストの中には、「長期停滞(secular stagnation)」の新時代について話している人もいる。 危機後に西側諸国が犯した過ち 野村総合研究所のリチャード・クー氏の新著*2は、西側諸国もひどい過ちを犯したと主張している。 「我々は経済危機だけでなく、経済学の危機も
やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。 山崎元のマルチスコープ 旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。 バックナンバー一覧 金融資産運用論の試験結果は? 筆者が教える学生の金融リテラシー 筆者は、4年前から獨協大学で「金融資産運用論」と題して、学生にお金の運用方法について伝える授
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。社長、会長を10年務めたのち、2018年より立命館アジア太平洋大学(APU)学長。2024年より現職。 出口治明の提言:日本の優先順位 東日本大地震による被害は未曾有のものであり、日本はいま戦後最大の試練を迎えている。被災した人の生活、原発事故への対応、電力不足への対応……。これら社会全体としてやるべき課題は山積だ。この状況下で、いま何を優先すべきか。ライフネット生命の会長兼CEOであり、
投資スタイルにも拠るけど兼業で十分こなせて ポジションをとったら後は価格を気にしながら放置。 (ケースによっては逆指値注文を置いたり、つなぎ売り等する程度) その程度の作業で利益が数万~数十万って…。 これほど素晴らしいサイドビジネスってあるのか?と改めて思う。 しかも用意するのは証券口座とお金だけ。 メインでもサイドでもビジネスを立ち上げて純利益出す労力に比べると 圧倒的に株の方が合理的。 『80-20ルール(成果や結果の8割はその要素や要因の2割に基づく)』については 知っていたけど、まさにその通り。2割程度の作業量で8割の成果が得られる。 株は儲からない、大損するとしきりに主張している人がいるけれども それは単にあなたが下手クソなだけ。 株に関しても教材や売買を通じての独自学習や経験を積めば なぜ初心者が大損するのかよく理解できる。大損する方法、タイプ、投資スタイルも判明する。 また
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