ハードディスク装置の非公式な呼び方。現在使われているハードディスク装置はほぼすべてがこのタイプである。 ハードディスク装置において、データを記録する円盤部分(プラッタ)とデータを読み書きするヘッド部分を一体化してディスク装置の内部に閉じ込め、プラッタ部分を交換不可能にした形態のハードディスク装置のことをウィンチェスタ・ディスクということがある。これは1973年に発表されたIBM 3340ハードディスク・システムで始めた使われた技術であり、同装置の開発コード名からウィンチェスタ・ディスクと呼ばれている。この装置には30Mbytesの容量のディスク・ドライブが2台組み込まれていたことから、ウィンチェスタ社の有名な30-30型ライフル銃にちなんでこう名付けられた。 ウィンチェスタ・ディスク以前のハードディスク装置では、データを記録する部分を取り替えるタイプが一般的であった。ハードディスク装置は非