信越化学工業は米国で、住宅建材などに使う塩化ビニール樹脂の生産能力を増強する。5億ドル(約480億円)を投じ年産能力を約1割引き上げる。米国では住宅市場が回復し、中南米でも社会インフラ整備に伴い塩ビ樹脂の需要が伸びている。シェール革命で原料も安く調達できると見て、米国での大型投資に踏み切る。シェールガスから塩ビ樹脂などの基礎原料となるエチレンを生産すると、コストが日本の化学工場の20分の1にな
米政府は27日までに、新型天然ガス「シェールガス」など火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の輸出解禁に向けて最終調整に入った。日米外交筋によると、米エネルギー省が4月にも総量規制などの条件付きで解禁の判断を示し、日本企業などが絡む輸出事業の審査に着手。今夏までに解禁後初の許可が出る可能性があり、原発停止で輸入が増えている日本には朗報となりそうだ。 米国では、シェールガスの生産急増で価格が下落。割安な米国産ガスを目当てに20件近くの輸出事業計画が申請され、日本の商社や電力・ガス会社も参加している。 ただ、自由貿易協定(FTA)を結ぶ国以外への輸出は「公的利益に見合う」場合に限られており、案件ごとの審査が必要。エネルギー省は現在、輸出事業の審査を停止している。(共同)
枝野幸男官房長官は10日午前の記者会見で、日中双方が権益を主張する東シナ海のガス田「白樺」(中国名・
ガス田「白樺」に中国船が接岸していた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ沖、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影ガス田「白樺」の施設内に船からコンテナがつり上げられていた=2010年9月25日、奄美大島の西約460キロ、朝日新聞社機から、竹谷俊之撮影 【北京=古谷浩一】日中が共同開発に向けて交渉準備を進めている東シナ海ガス田「白樺(しらかば)」(中国名・春暁)について、中国で同ガス田の開発を担う国有企業、中国海洋石油(CNOOC)幹部は8日、同ガス田で中国側が「生産段階」にあることを明らかにした。一方的な開発再開は日中間の合意に反し、中国政府はこれを認めていないが、同幹部は「すでに石油が出ている」とし、掘削の事実を確認した。 CNOOC監査機関責任者であり、北京で開会中の全国人民代表大会(国会に相当)の代表である宋恩来・CNOOC南海西部公司党委員会元書記が、朝日新聞などに語
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く