【タイ】国際サッカー連盟(FIFA)は6日、今月1日に開幕した2012FIFAフットサルワールドカップ(W杯)タイ大会のメイン会場「バンコク・フットサル・アリーナ」の使用を認めないと発表した。「バンコク・フットサル・アリーナ」では14日からの準決勝、決勝が行われるはずだったが、建設が間に合わなかった。準決勝、決勝はバンコクの別の会場で行われる。 「バンコク・フットサル・アリーナ」は建設費12・4億バーツで、1万2000人収容。昨年の大洪水の影響などで、着工が今年1月24日にずれ込み、大会直前まで突貫工事が続いた。バンコク都庁は今月5日までに完成したと主張したが、FIFAは3日、5日とアリーナを視察した後、観客の安全が第一だとして、使用を却下した。 バンコク・フットサル・アリーナ (写真提供、バンコク都庁)