今年6月に米サンディエゴで開かれた「サステナブル・ブランド国際会議(SB)2016」を訪れた。会場に掲げられたメインテーマは「アクティベイティング・パーパス(Activating Purpose)」という文言だった。(オルタナ編集長・森 摂) この国際会議は現在、コペンハーゲンやバルセロナ、シドニーなど世界12都市で開かれている。2017年3月に日本で開かれる予定の「第1回サステナブル・ブランズ国際会議in 東京」でも、他の11都市と同様、「アクティベイティング・パーパス」がテーマになる。 ところで、この「パーパス」という言葉は多くの日本人にとって少々分かりにくい言葉だろう。受験英語では「目的」「意図」「用途」と訳されることが多いが、この場合は少し違う。 英英辞書を見ると、[the reason for which something is done or created or for w
