記者に聞け!ケータイ編 “視聴率”なきワンセグで儲ける方法とは?【後編】 〜 ユーザーの動きを捕捉しろ!〜 前回の記事「“視聴率”なきワンセグで儲ける方法とは?【前編】」では、ワンセグに対するテレビ局側の取り組みについて触れた。また、簡単ではあるが、「ワンセグでは“視聴率”がとれないこと」「“視聴率”の代わりに視聴データは取れること」についても述べた。 今回は、「テレビ局」「携帯電話会社」「広告主」をつなぐ役割を担う企業にスポットをあてたい。この企業の今後が、ワンセグで広告効果を測る手法を探る上で、1つの鍵になるだろう。 編集部の「“視聴率”のとれないワンセグで儲けることはできるのか」という問いに答えてくれたのは、ユビキタス・コアの新居眞吾代表取締役社長だ。 同社はKDDIと電通が出資した、主に携帯電話を軸とした広告ビジネスを展開する企業。実はKDDIとテレビ朝日が行う実験サービスにおいて