27日、千葉県知事選が告示され、17日間の選挙戦が始まった。 2期目を目指す現職の熊谷俊人知事(47)に、3新人が挑む構図。反社会的カルト集団と司法がお墨付きを与えた政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の立花孝志党首のほか、仲間割れした政治団体「つばさの党」の黒川敦彦代表(46)も立候補した。 本来、1期4年の熊谷県政を振り返り、継続か刷新を選択する選挙になるはずだった。しかし、「2馬力選挙」を熊谷から拒否された立花や、公職選挙法違反(自由妨害)罪で公判中の黒川が大暴れすることで本筋の議論はそっちのけになりそうだ。 物議を醸し続けている昨年11月の兵庫県知事選をめぐり、立花にデマ情報を提供したのが日本維新の会の県議3人だったことが発覚。そのうち岸口実県議は怪文書を、増山誠県議は音声データを渡したことが判明し、立花はますますパブリックエネミーとして扱われることになった。 しかし、常に
