何回か、色んなところで書いているけれど。 私はいわゆるレトロゲームが好きだし、今でもレトロゲームを遊ぶ。かなり頻繁に遊ぶ。迷宮組曲を、ザナックを、ワルキューレを、イーアルカンフーを遊ぶ。 ただ私は、「昔のゲームはこんなに面白かった→それに引き換え今のゲームは」というテキストには、決して共感しない。 その文脈は、「昔のゲーム」を「今のゲーム」を批判する為の道具として扱っている、と私は感じるから。 今も昔も、面白いゲームは面白いし、それ程面白くないゲームは面白くない。「いわゆる昔のゲーム」にも、「いわゆる最近のゲーム」にも、それぞれタイトルごとに違った面白さがあると思うし、共通の面白さもあると思う。それらはそれぞれ個別に評価されるべきものであって、どちらかが面白かったらどちらかがつまらないといけない、などというものではない。それはおかしい。 何かを好きという時、その為に別の何かを批判する必要な