日本製紙や王子製紙など製紙8社が、インドネシア産カットシートへのダンピング(不当廉売)課税を求めていた問題で、経済産業省と財務省は29日、事実関係の調査に乗り出すことを決めた。ダンピングと判定されれば、早ければ1年以内にインドネシア産カットシートに高い関税がかけられることになる。 カットシートは、A4サイズなどにカットされた上質紙で、コピー用紙などとして広く用いられている。 日本製紙などの調べでは、インドネシアの2メーカーは、同国内よりも最大15%以上安く輸出し、日本の製紙各社に損害を与えたとしている。日本の企業側がダンピング被害で訴える例は少なく、製紙業界ではこれが初めてだという。 訴えているのは日本製紙、日本大昭和板紙、王子製紙、大王製紙、北越紀州製紙、三菱製紙など8社。
太陽光や風力などで発電した電力を電力会社が買い取る再生可能エネルギーの全量買い取り制度が7月1日、スタートする。買い取り価格が高めに設定されたことで、企業の発電事業への参入が相次いでいる。経済産業省が買い取り対象として認定した大規模太陽光発電所(メガソーラー)、風力発電などの発電容量は28日時点で計約4万1600キロワットに上り、今年度は原発2基分にあたる250万キロワットにのぼると試算している。 1キロワット時当たりの買い取り価格と期間は、太陽光が42円で20年間、発電容量20キロワット以上の風力が23.1円で20年間、1万5000キロワット以上の地熱が27.3円で15年間−など。経産省がすでに認定した施設は全国で計44件で、今年度中に再生エネ発電容量は現在の計約1950万キロワットから約2200万キロワットに拡大する見通しだ。 「太陽光発電の普及に向けた歴史的な転換点になる」。太陽
1989年、日本で初めて冷凍食品の焼きおにぎりを開発し、販売を開始したニッスイが、ユーザー参加型キャンペーン「みんなのおにデコミュージアム」を開催中だ。「大きな大きな焼きおにぎり」にいろいろな具材を使ってアレンジを加えたオリジナルデコレーション作品を募集。応募作品はサイトに展示されるほか、入賞者3人には「おにぎり型クッション」やストラップ、同社商品の詰め合わせなどが贈られる。 ニッスイの冷凍焼きおにぎりは、加熱しても形が崩れず、おにぎりの中まで味がしみこんだおいしさで20年以上のロングセラーをほこる。 「みんなのおにデコミュージアム」サイト(http://yakioni.jp/museum/)内のフォームから応募が可能。8月5日午後6時締め切り。
埼玉県長瀞町の荒川で三重県警が傷害容疑で指名手配していた少年(19)がおぼれ、近くでカヤックをしていたアウトドア関連会社従業員の男性(33)に救助されていたことが29日、埼玉県警への取材で分かった。三重県警からの情報で埼玉県警秩父署の署員が少年を発見し、追跡中だった。 埼玉県警によると、25日午後5時すぎ、秩父署員が長瀞町内で三重ナンバーの乗用車と少年を発見。署員が追跡すると、少年は近くの荒川河川敷に逃げ込み、午後6時前に、荒川に飛び込んだ。荒川は雨の影響で増水しており、少年は泳ぎ切ることができず、男性が乗っていたカヤックにつかまったが、バランスを崩し一緒に転覆したという。 男性は少年をカヤックの間に挟みながら抱きかかえて岸に泳ぎつき、無事だったという。少年は大量の水を飲んでおり、近くの病院に搬送された。命に別条はなく、26日に三重県警に身柄を引き渡した。県警が男性に少年が指名手配され
鶴竜(左)は名古屋大で開催中の「大モンゴル展」を見学。同大学の浜口道成総長(右)、08年にノーベル物理学賞受賞の益川敏英特別教授(中)と記念撮影 大相撲の大関・鶴竜(26)=井筒=が29日、名古屋市内の名古屋大で開催中の「大モンゴル展」を見学し、同大学の浜口道成総長(61)に講演を依頼された。 父・マンガラジャラブさん(55)が電力学部長を務めるモンゴル科学技術大と名大が協定を結んでいることから、今回の訪問が実現。鶴竜と歓談した同総長は「16歳にして、相撲しかないという気持ちで日本に来たことを尊敬する。モンゴルからの留学生もだけど、日本の大学生にも講演してもらいたい」と熱望した。08年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英特別教授(72)も同席し「ハングリー精神を学んでほしい」と話した。 父とともにモンゴル人留学生とも交流した鶴竜は「頑張っていれば絶対いいことがある」と早速アドバイス。「や
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