子供に人気の髪留め。しかし、一部の安価な商品の中には高濃度のホルムアルデヒドが含まれているおり、ご注意を ■皮膚炎起こす可能性も ■規制外製品に高濃度/長時間の肌接触「×」/衣類は着用前に洗濯 子供が使う一部の髪留めやトレーナーに高濃度のホルムアルデヒドが含まれていることが、東京都の調査で分かった。皮膚炎を起こす可能性のあるホルムアルデヒドの濃度は法律で規制されているが、髪留めなど長時間肌に触れることを想定していない製品は規制対象外。専門家は「かぶれやすいなど肌が過敏なお子さんがいる場合は親の注意が必要」と話している。(安田幸弘) ホルムアルデヒドは、接着剤や繊維の加工剤、塗料などに含まれる化学物質。触れると赤くなったり、腫れたりするなど皮膚炎を起こす可能性があるため、一部の繊維製品は「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」で濃度が規制されている。