たまたま、津上俊哉さんの講演が聞きたくて、YOUTUBEで彼の動画を探していたら、日本記者クラブの「中国とどうつきあうか」というシリーズ企画を発見した。 日本、中国などの各界の著名人や第一人者を招いて、日中関係について語ってもらう内容なのだが、これが非常に面白い。元海自、元海保、元領事、元駐在武官などの人々が硬派の内容を語ることもあれば、いわゆる「親中派」の人々が出てくることもある。本人の自由に話させているので、人柄も見えてきて面白い。長い動画であるが、ネットに溢れるジャンクな言論よりも、ずっと見応えがある。そう思って、11編全部を見終えたのだが、最後の11番目が非常に衝撃的な内容なのであった。 この最後の回だけ、特別な専門家や識者ではなく、姚儷瑾(よう・れいきん)さん…という日本語を学ぶ20歳の女子大生が登場する。彼女は「中国人の日本語作文コンクール」(日本僑報社、日本交流研究所所長主催