ギリシャ人が税金を払えばアフリカを助けられると言ったIMFのラガルド専務理事の発言で、ギリシャ政界が大揺れ。ユーロの将来にも影響しかねないが。 国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事が英紙ガーディアンのインタビューで、「ギリシャ人の税逃れ」を批判したのは5月26日のこと。この発言を受け、緊縮財政の是非をめぐって国が分断されて新政権もできずにいるギリシャ人の怒りが爆発。さすがの「鉄の女」も火消しに回らざるを得なくなった。 記事の中でラガルドは、緊縮財政下にあるギリシャ人よりもアフリカの貧しい子供たちに共感を覚えると語り、ギリシャ人は自ら税金を払うことで苦境を乗り切るべきだと発言した。「(アフリカの貧しい人々のことが)常に頭にある。アテネの人々よりも彼らのほうが助けを必要としている」 この発言に激怒したギリシャ人は、フェイスブックのラガルドのページに1万2500件以上のメッセ
平成22年04月13日、参院・財政金融委員会の日銀半期報告。共産党の大門実紀史先生の一言にしびれた人は多かっただろう。国会議事録にアップされたので、発言部分を以下に記したい。個人用メモとして。 「…この間株価がちょっと戻ってきたと。もうのど元過ぎればといいますか、また行け行けどんどんみたいな今日も発言がありましたけれども、日銀に対してもあれやれこれやれと。金を買えですか、金を買えとか土地を買えとか、もうしまいには原油を買えと言い出すんじゃないかと思うぐらい、もうむちゃくちゃな話ですよね。ああいう意見には耳を貸さないようにしてもらいたいというふうに思います。 やっぱりきちっと、のど元過ぎればじゃなくて、あのときの教訓をきちっと引き出さなきゃいけないと。大体、この間もお話ししたことあるんですけれども、あれやれこれやれと言う人に共通しているのは結構資産家の方が多いですね。自分の資産がかなり目減り
ランキングに登場する国のほとんどは投資環境に優れ、資本があるのに市場に資本が回らず低成長に陥っている日本とは逆に、資本が無いのに市場に資本が流通することによって成長してきた国々です。デフォルトしたり、国民投票で借金踏み倒しを決めたりと忙しいアイスランドはどうでしょうか?ソブリンリスクを抱える国として最近よく話題に上るPIGS諸国(ポルトガル,アイルランド,ギリシャ,スペイン)はどうでしょうか?彼らが直面している危機を、この機会にしっかりと教訓にしておきたいものです。※経常収支は必ずしも黒字が良いわけではなく、黒字も赤字も一長一短です。その他の経済ランキング動画 → mylist/16408991
■ Web閲覧者の「視野」は狭いのだ 楽天ブックスにある「ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油」のレビューが面白いと、TwitterでRTされていたので読んでみた(最初に盛り上がったのは半年近く前のことらしい。知らなんだ)。これは本なのに、ラー油そのものだと勘違いして買ってしまった人たちが、レビューでそのことを訴えているのだ。おかげで評価は最低で、著者には気の毒なことになっている。 ブクマコメントなんかをみると、やれ「情弱」だの「なんで間違えるんだ」だの、こっちもひどい評価のオンパレードだが、これは間違えちゃった人を責めるのは酷だよなぁ。あらかじめ「解答」を知った状態でこの商品ページを見れば、たしかに店名は「楽天ブックス」だし、「本」というアイコンが商品名のすぐ上に出ているのだから、間違えようがないように見える。 でも、普通に何も予備知識がない状態で楽天市場から検索して、本物のラー油に混じっ
ホーム > 情報の種類別 > 講演・記者会見 > 講演・挨拶等 > ジャパン・ソサエティNYにおける白川総裁講演(4月23日)の邦訳「経済・金融危機からの脱却:教訓と政策対応」 【講演】「経済・金融危機からの脱却:教訓と政策対応」 ジャパン・ソサエティNYにおける講演の邦訳 日本銀行総裁 白川 方明 2009年4月23日 ―― 原文(英語)は、英語版ホームページをご覧下さい。 目次 はじめに はじめに、ジャパン・ソサエティとIIB(Institute of International Bankers)の共催により講演の機会を与えて頂き、たいへん光栄に存じます。また、ただ今温かいご紹介をしていただいたローズ氏に感謝いたします。 世界経済は、長い間経験してこなかったような危機に直面しています。2000年代の「大いなる安定(Great Moderation)」と呼ばれた時期に、世
各所で話題になっているBlanchardらの"Rethinking Macroeconomic Policy"ですが,ごくごく一部を切り抜いて勝手な解釈を加えるよりも,本人の説明を読みましょう.というわけで,Blanchard本人の会見の様子. IMF Explores Contours of Future Macroeconomic Policy インタビュアー(IMF Survey online:以下I):なぜあなたは今,新しいマクロ経済政策のフレームを紹介しようとするこの論文を発表したのですか. Blanchard:危機が徐々に落ち着きつつある今,マクロ経済のコントロールに関する我々の知識を再評価すべき時が来た.マクロ経済学者と政策担当者は80年代前半からの着実な景気循環の安定化傾向を高く評し,我々はマクロ経済のコントロール方法を会得したのだといいたい誘惑に駆られる.そして私たちはこ
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