この夏に電力不足が懸念されることから、大手飲料メーカーの「日本コカ・コーラ」は、7月から全国の自動販売機で冷却を行わない時間を拡大する節電対策に乗り出すことになりました。 日本コカ・コーラは、7月2日から9月30日にかけて、沖縄県と東日本大震災の被災地を除く全国のおよそ80万台の自動販売機で節電対策を実施します。 具体的には、対象となる自動販売機を6つのグループに分けたうえで、午前9時から午後8時までの間、1時間から3時間ずつ順番に冷却を停止します。この会社では、これまでも夏場には昼過ぎの一定の時間、自動販売機の冷却を止めており、今回の節電対策を含めると、ピーク時の消費電力をおととしと比べて15%減らすことができるとしています。 一方で、去年の夏は節電のために屋外の自動販売機の照明を消していましたが、夜間の防犯効果があるなどとして、ことしは照明を消さないということです。 このほか、「サント