1月28日、フランス軍とマリ政府軍は、イスラム武装勢力が支配していたマリ北部の世界遺産都市トンブクトゥを奪還した。写真はマリ政府軍の兵士。コナとセバレ間の道路で27日撮影(2013年 ロイター/Eric Gaillard) [ガオ(マリ) 28日 ロイター] 西アフリカのマリに軍事介入したフランス軍とマリ政府軍は28日、イスラム武装勢力が支配していたマリ北部の世界遺産都市トンブクトゥを奪還した。 仏軍とマリ軍は26日、昨年から武装勢力に支配されていた北部の主要都市ガオを制圧したばかり。トンブクトゥでは武装勢力からの抵抗はなかったが、仏・マリ両軍は今後市内に潜伏している武装勢力がいないかどうか、慎重に調べることにしている。 仏軍のスポークスマンはトンブクトゥ市内での戦闘を回避したと発表したが、同市の市長はロイターの取材に対し、イスラム武装勢力が4日前に市内の図書館を放火したことを明かした。こ