パキスタン南部で24日に発生したマグニチュード7.7の地震で、死者の数はこれまでに260人を超え、軍の部隊が救助活動を行っていますが、まだ到達できていない地域もあり、被害の全容は確認できていません。 この地震は24日午後(日本時間の24日午後8時半ごろ)、パキスタン南部のバロチスタン州で起きたもので、地震の規模を示すマグニチュードは7.7、震源の深さはおよそ20キロと推定され、広い範囲で揺れを観測しました。震源地は山岳地帯で、辺りには小さな村が点在しており、バロチスタン州の当局によりますと、多くの建物が倒壊し、死者の数はこれまでに264人に達し、400人以上がけがをしているということです。 パキスタン政府は、軍の部隊を現地に派遣して被災者の救助に当たるとともに、ヘリコプターなどを使って食料や医療物資などを届けています。 しかし、被害が出ている範囲が広く、もともと道路が整備されていないため、
4月16日(現時時間同日)に,イラン南東部からパキスタン西部にかけて発生した地震により,多くの死傷者が出たことに深い悲しみを覚えます。日本政府及び日本国民を代表して,被害に遭われた方々に対し,謹んでお見舞い申し上げます。 我が国としては,両国政府から要請があれば,被害に遭われた人々のために速やかに必要な支援を行う用意があります。 (参考1)4月16日午後3時14分頃(日本時間午後7時44分頃),イラン南東部のシスタン・バルチスタン州ザヘダン(Zahedan)の南東約200km(イラン・パキスタン国境付近)の地点を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生(米地質調査研究所)。 (参考2)16日までの現地報道によれば,パキスタンで死者は30名以上,負傷者は80名以上,イランでも負傷者が出ている。
【ニューデリー=安川崇】パキスタン南部カラチと北部ペシャワルで最近、国連の援助を受けて子どもへのポリオワクチン接種に従事していた男女6人が相次いで殺害されました。犯行声明などは出ていませんが、以前から一部の保守的イスラム指導者や反政府武装勢力がワクチン接種を「西洋の陰謀」だとして非難しています。国連は懸念を表明しています。 現地からの報道によるとカラチで18日、接種計画に参加していた女性4人が射殺されました。前日には同地で男性職員1人が殺害され、ペシャワルでは18日、ボランティアとして参加していた10代の女性が射殺されました。 当局は接種を一時停止したと語りました。 パキスタンはアフガニスタン、ナイジェリアとともにポリオの流行地とされます。特にアフガン国境に近い部族地域で患者が多い。政府と国連は接種計画を進めていますが、タリバンと政府軍との戦闘や洪水被害などの影響で難航しています。 一部の
関連トピックスブログ武装勢力に襲撃されたマララ・ユスフザイさん=ロイター 【イスラマバード=中野渉】パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で9日、武装勢力の活動を批判していた少女(14)がスクールバスに乗り込んできた男らに撃たれた。地元メディアなどが伝えた。 撃たれたのはマララ・ユスフザイさん。女性が学校に通うのを禁じ、学校を破壊している武装勢力におびえつつ登校する日々をブログにつづり、「標的にされるかもしれないので、制服を着ないよう学校から言われた」とも書いた。パキスタン政府から平和賞を受賞し、国際慈善団体の子ども平和賞にもノミネートされたこともある。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事タリバーン強硬派幹部死亡か パキスタンで米無人機爆撃(8/26)
ロシアのモスクワ(Moscow)近郊ジュコフスキー(Zhukovsky)で開催された国際航空ショー「MAKS」にて展示されるSu-30MK戦闘機(2009年8月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/DMITRY KOSTYUKOV 【3月19日 AFP】ストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute、SIPRI)は19日、過去5年間で通常兵器の輸入が最も多かったのはアジア・オセアニア地域だったなどとする世界の兵器取引についての報告書を発表した。 アジア・オセアニア地域は全体の44%を占め、ヨーロッパ(19%)、中東(17%)、南北アメリカ(11%)、アフリカ(9%)が続いた。国別の1位は全体の10%を占めるインドで、韓国(6%)、中国とパキスタン(いずれも5%)、シンガポール(4%)が続き、これら5か国で全世界
インドの頭痛はおさまることがないだろう。 3月9日、パキスタン軍の諜報機関であるISI(軍統合情報局)のアーマド・シャー・パシャ長官に代わり、第5軍団司令官のザヒール・ウル・イスラム中将が、新長官に任命された。パシャは引退し、イスラムは18日に就任する予定だ。 パキスタンでは軍が絶大な力を持っており、ISIも国内での影響力は大きい。アフガニスタンでの対テロ戦争に多大なる影響をもつパキスタンで力のある諜報機関の人事は世界的にも注目された。 そんな中でもとりわけ、このニュースに対して敏感に反応した国がある。インドだ。 パキスタンとインドは過去に3度、戦火を交えており、そのうちの2度は、両国が領有権を主張するカシミール問題に起因した。カシミール紛争は、現在も解決されることがないまま、世界から忘れ去られている。 背景を簡単に説明すると、いわゆる「カシミール」には、インド側、パキスタン側の2つがある
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