「『インクレス』は、プリンター界における“フィルムカメラからデジタルカメラへの移行”のようなものです」 1950年代から本格的な開発がはじまったといわれているインクジェットプリンターは、書物や文書を一文字一文字書き起こしし、活版印刷とは比べ物にならない速さで複製する現代の優れた発明品だ。3Dプリンターやデスクまで書類を届けてくれるロボットプリンターまで登場するなど、昨今はプリンター発展期ともいえる。オフィス・工場・家庭で誰もが触れる身近なロボットのプリンターだが、彼につきまとう“めんどう”といえば、「インクカートリッジの購入・交換」だろう。カラーで何百枚も刷れば、またか…「カートリッジ交換サイン」。オンラインで一番安いカートリッジを探し、届いたらプリンターをガバッと開けての交換作業が待っている。 そんなプリンターのめんどうをオランダの大学院生チーム「Tocano(トカノ)」が解決してくれる
薬を届けるのが難しいヒトの脳に薬を運ぶ超小型のカプセルを東京大学などの研究グループが開発し、将来的にアルツハイマー病などの治療法の開発に役立つ可能性があるとして注目されています。 東京大学と東京医科歯科大学の研究グループは、アミノ酸を使って直径が1ミリの3万分の1ほどのごく小さなカプセルを開発しました。 このカプセルの表面をブドウ糖で覆うと、脳の血管にある特定のたんぱく質がカプセルのブドウ糖と結びついて脳の中に運ぶことができるということです。 さらにグループは、空腹の状態だとこのたんぱく質が積極的にブドウ糖を運ぶことに注目し、空腹のマウスでこのカプセルを使ってこれまでの薬の100倍ほどの効率で脳に取り込ませることにも成功したということです。 グループでは、カプセルの中に薬となる物質を入れればこれまでにない治療効果が期待できるとしています。 東京医科歯科大学の横田隆徳教授は「認知症のほか、神
近年、ハイスペックなスマートフォン、高品質なネットワークが普及し、それによりモバイルゲームの制作手法やそれを取り巻く環境も変化してきました。スクウェア・エニックスでは、そのような環境の変化に対して、日々新たなチャレンジをし続けています。そして、このようなスピード感溢れる業界の流れには、会社の枠を超えた技術情報の共有、交流が欠かせないと感じております。 そこでこの夏、社内のエンジニア・テクニカルディレクターによる最新のモバイル開発の技術情報や社内モバイルエンジン、開発秘話によるセッションをメインに、スクウェア・エニックス モバイル オープンカンファレンスを開催する運びとなりました。また、セッションの後は登壇する弊社スタッフと直接ディスカッションやフリートークができる場を設けております。この機会にスクウェア・エニックスという会社についても、より詳しく知って頂ければ幸いです。 マネージャー・テク
セイコーエプソンは12月1日、オフィスなどで使用した紙から新しい紙を生産できる小型の製紙機「PaperLab」を2016年内に商品化すると発表した。文書情報などを完全に抹消した上で、水不要で新しい紙を作れるという。 2.6(幅)×1.2(奥行き)×1.8(高さ)メートルとオフィスのバックヤードに設置できるサイズ。A4、A3の使用済みコピー紙を原料として、A4/A3サイズのオフィス用紙や色紙、名刺用紙など厚さの違う紙なども作れる。 使用済みの紙を入れ、開始ボタンを押せば約3分で1枚目の紙ができあがるという。A4用紙なら1分当たり14枚、1日8時間稼働させれば6720枚を生産できるとしている。
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
研究してみたマッドネス 応募者紹介 No.13 #ニコニコ学会 「NHKだけ映らないアンテナの開発」筑波大学視覚メディア研究室 本発表では、NHK(日本放送協会)の放送だけ映らなくするためのアンテナ線フィルタの開発について紹介する。NHKは地デジ技術の特許を多数所有しているため、知財権の制約によりNHKが映らない地デジ対応テレビを国内で販売することはできない。しかし、アンテナは知財権の制約のない古い技術の組み合わせで実現可能である。本発表では関東広域圏のスカイツリーからの電波について、NHK以外の放送が映る状態を維持しつつ、NHKだけ映らなくするアンテナフィルタの製作方法を述べる。原理的には、よく知られた共振型ノッチフィルタを用いる。関東広域圏では、21ch~25chに主要民放、26chにNHKEテレ、27chにNHK総合が割り当てられている。26chの中心周波数(551MHz)と27ch
印刷される方はこちらをご覧ください(PDF形式、426kバイト) このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。 2015年2月23日 約1兆の500乗通りの膨大なパターンから瞬時に実用に適した解を導く 室温動作可能な新型半導体コンピュータを試作 電力効率従来比約1,800倍で量子コンピュータに匹敵する性能を備えるコンピュータを実現 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO : 東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、約1兆の500乗通りの膨大なパターン(組み合わせ)から適した解を導く「組み合わせ最適化問題*1」を量子コンピュータに匹敵する性能で、瞬時に解く新型コンピ
既存の針なし注射器は、バネの力で液体を高圧で発射し、皮膚を貫いて筋肉に薬剤を投与するものなどがあるが、神経を傷つける恐れや、多少の痛みを感じるなどの問題があった。 新開発の針なし注射器は、高速で発射した気泡がはじける力で皮膚に微細な穴を空け、その穴から、試薬をまとった微細な気泡を注入する。気泡のガスは収縮し、試薬だけが患部に届く。穴の直径は4μメートルほどで、細胞へのダメージも少なくて済む。 2012年に開発した「マイクロバブルインジェクションメス」を改良して開発した。マイクロバブルインジェクションメスは、液中で微細な気泡を連続して打ち出し、マイクロレベルの微細な穴を空けると同時に、試薬をまとった気泡を輸送できるメス。メスを覆うガラス製のシェルの位置を前方に突き出すことで細胞と気泡導入部との密着性を向上させ、空気中で使用できるようにした。 薬剤を皮下注射する際に利用できるほか、植物細胞を含
誰もが一度はイラっとさせられたであろう文字認証「CAPTCHA」。ユーザがコンピュータで無いことを確認するセキュリティ機能のひとつですが、近年、これを解読することは「本のテキスト化」に協力することと同義になりました。同システムの開発者でクラウドソーシングも発案した起業家、Luis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏が、7億5,000万人が参加するプロジェクトが生まれたキッカケを語ります。(TEDxCMU 2011より) 誰もが一度はイラっとさせられるCAPTCHA(キャプチャ) ルイス・フォン・アン氏:このように、ゆがめられた文字の並びを読んで埋めるタイプのウェブフォームを見たことのある人は何人いますか? これを見て本当にいらいらすると感じた人は何人いますか? はい、すばらしいですね。私がこれを発明しました。私がこれを発明したメンバーの1人です。 (会場笑) これはCAPTCHAと呼
ポイント メタマテリアルを用いて真空の屈折率1.0より低い屈折率0.35を実現 3次元構造により光の入射軸方向に対して完全な等方性を実現 透明化技術や高速光通信、高性能レンズなどに応用できる可能性 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、真空の屈折率[1]1.0よりも低い屈折率0.35を実現した三次元メタマテリアル[2]の作製に成功しました。これは、理研田中メタマテリアル研究室の田中拓男准主任研究員と国立台湾大学の蔡定平(ツァイ・ディンピン)教授(当時台湾ITRC所長を兼務)らの国際共同研究グループによる成果です。 メタマテリアルは、光を含む電磁波に応答するマイクロ〜ナノメートルスケールの共振器アンテナ素子[3]を大量に集積化した人工物質で、共振器アンテナ素子をうまく設計することで、物質の光学特性を人工的に操作できるという特性を持っています。これまで報告されているメタマテリアルのほと
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
この画像を大きなサイズで見る 黒すぎて亜空間につながる穴が開いているような感覚に陥ってしまいそう。まさに底の知れないブラックホールみたいな漆黒の新素材が開発されたようだ。 「ベンタブラック(Vantablack)」または「超黒」と呼ばれるこの光吸収素材は、光の吸収率99.965%、つまり光を0.035%しか反射しない、世界一の黒さを誇る。あまりに黒すぎて空洞にしか見えない。まさにブラックホールなのだ。 ”ベンタブラック”は英国のナノテクノロジ―企業、サリー・ナノシステム社が開発したものだ。直径2~3ナノメートル(10億分の4)の多数のカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)を低温度を維持したまま、金属基板上に密着し成長させることで驚くべき光の吸収率99.965%という可視光吸収能を実現できたそうだ。 この画像を大きなサイズで見る カーボン・ナノチューブは人間の髪の毛の1万分の1の細さで、チュー
日本のデジタル放送を視聴するためには、テレビにB-CASカードを挿し込む必要があります。このB-CASカードは、BSデジタル放送で有料放送契約者だけが該当する番組を見られるようにするための限定受信システム(CAS)として登場したものですが、2004年以降はデジタル放送を視聴するためには必須のカードとなっています。 このB-CASカードの暗号化が破られてしまったことから、2012年にはB-CASカードを有料放送見放題なカードにする手順が判明し、さらに有料放送を無料で視聴可能になるようB-CASカードを不正に改ざんして販売する者まで登場して世間を騒がせました。 そんなB-CASに取って代わる次世代CAS技術が現在開発中で、NHK技研公開2014にて公開されていました。 展示項目18 次世代CAS技術 | NHK技研公開2014 ~ココロ動かすテクノロジー~ http://www.nhk.or.
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