ウナギの完全養殖が進展している。近畿大学などは6月、独自開発した餌の特許を申請した。民間企業として初のウナギ研究機関を設けた東洋水産は完全養殖で7世代目までふ化、飼育に成功した。3年後の市販を目指す動きもある。量産技術が確立すればウナギの安定供給が進み、価格の安定につながる。7月、和歌山県にある近大の研究所では数万匹のウナギが悠々と泳いでいた。ふ化したての幼生から5歳の親まで、すべてここで生ま

ウナギの完全養殖が進展している。近畿大学などは6月、独自開発した餌の特許を申請した。民間企業として初のウナギ研究機関を設けた東洋水産は完全養殖で7世代目までふ化、飼育に成功した。3年後の市販を目指す動きもある。量産技術が確立すればウナギの安定供給が進み、価格の安定につながる。7月、和歌山県にある近大の研究所では数万匹のウナギが悠々と泳いでいた。ふ化したての幼生から5歳の親まで、すべてここで生ま
Published 2025/06/27 12:16 (JST) Updated 2025/06/27 15:27 (JST) 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は26日、食用のニホンウナギなどウナギ全種の国際取引を規制しなければ絶滅の恐れがあるとして、ワシントン条約への掲載提案に向けて調整を続けた。提案期限は27日。提案があれば、11~12月にウズベキスタンで開かれるワシントン条約の締約国会議で採決される。 日本は世界最大規模のウナギの消費国だが、多くは中国などからの輸入に頼る。規制が認められれば、輸出には貿易当局の許可が必要となり、手続きが増える。日本での流通に影響し、価格が上昇する可能性がある。 提案は、締約国会議で投票国の3分の2以上が賛成すれば承認される。日本は「ニホンウナギの資源量は十分」との立場だ。共同で資源管理する中国や韓国と連携して否決を目指す。 小泉進次郎農相は27日
(記者リポート) 「いけすの中にたくさんのウニが入っています。一見普通のウニに見えますが、餌として与えられているのはうどんです」 うどんだけを食べて育った「讃岐うどん雲丹」です。和食店やうどん店を展開する「遊食房屋」と、多度津高校水産科の生徒、香川大学が2023年11月から共同研究を行い、完成しました。 「讃岐うどん雲丹」は海藻を食い荒らし、貝や魚のすみかを破壊する「ムラサキウニ」を捕獲して育てたものです。食べるのは、店で食べられず、本来は捨てられるうどんです。 (記者リポート) 「こちらがうどんを食べて育ったウニです。早速いただきます。ほんのり甘くてクリーミーです。口の中でトロッと美味しさが広がります」 本来のエサであるワカメやコンブなどの海藻を食べたウニよりも身が白く、成長が早いのも特徴です。 (遊食房屋/細川明宏 営業本部長) 「讃岐うどんを使って、地域の方にちょっとでも理解をしてい
底引き網漁が海底に与えた影響を空から撮影した。(SILVERBACK FILMS AND OPEN PLANET STUDIOS) 破滅の雲が迫るなか、その道筋にいる生きものたちは必至に逃げる。 しかし、雲の動きは速く、どんどんと近づいてくる雲にやがて全ての生きものが飲み込まれていく。 パニック映画のように聞こえるかもしれない。しかし、これは底引き網漁を映した希少な映像の一場面だ。底引き網漁とは、重い鉄製の網を海底に落とし、それを船で引いて魚を獲る漁法。米国では主にマダラ、モンツキダラ、オヒョウなどの一魚種を狙うにもかかわらず、海底付近にいる生きもの全てを区別なく捕え、不要なものはあとで海に投げ捨てるという極めて破壊的な漁法だ。 「魚を獲るのに、これ以上にムダな方法は考えられません。捕えた獲物の4分の3以上は捨ててしまうのですからね」と、著名な自然史ドキュメンタリーの制作者であるデビッド・
小猫遊りょう(たかにゃし・りょう) @jaguring1 1896年の新聞、面白い 漁師「一匹も釣れなかった」 「どうしてだと思いますか?」 漁師「自転車のせいだ」 「何の関係が?」 漁師「わからんよ。みんなが自転車のせいだと言ってるんだ、わかるだろ。自転車が釣りをすっかりダメにしちまったんだ、それに他の何もかもをな。みんなそう言ってるよ」 pic.x.com/rl2ovJ5h4L 2025-05-27 13:29:55 小猫遊りょう(たかにゃし・りょう) @jaguring1 自転車の普及時の非難 ①馬が驚いて事故が ② 死者が ③馬が死んだ ④荷物が破壊され ⑤過去の発明の中で生命や財産にとって最も危険 ⑥女が残虐に(動物の拷問を喜ぶ) ⑦下品で猥褻。倫理観なし ⑧精神病を誘発 ⑨保険ダメ。体に悪い ⑩売上低下の原因 ⑪離婚 ⑫馬車代の節約で使う奴。噂で票を失う pic.x.com/g
1日に宮城県金華山沖で漁船が転覆し、6人が救助された事故で、底引き網を揚げる際に転覆したとみられることが関係者への取材で分かりました。 船長の男性は「イワシが入りすぎてバランスを崩した」などと話しているということです。 【写真を見る】【独自】「イワシが入りすぎてバランスを崩した」金華山沖で船が転覆 6年前も同じ理由で 宮城 この事故は、1日午後1時頃、金華山の南東沖15㎞の海上で底引き網漁船「第二山神丸」が転覆しているのが見つかったものです。 船には、日本人1人とインドネシア人5人のあわせて6人が乗っていましたが、通報から約1時間後に全員救助され、けがをした人はいませんでした。 6人はいずれも救命胴衣を着用していましたが、転覆から4時間ほど船の上で漂流していたということです。 その後のtbcの取材で、船の後部から底引き網を揚げる際に転覆したとみられることが新たに分かりました。 また、船長の
鹿児島県が広瀬川漁業協同組合(出水市)に対して、魚の増殖につながらない放流をしているとして、稚魚の放流などを求める増殖命令を出していたことが3日、分かった。県が命令を出すのは初めて。 県によると、漁協は出水市の米之津川で漁業権があり、漁業法に基づき魚を増やす義務がある。 漁協は2017〜23年度、米之津川で取ったオイカワを、数十メートルほどしか離れていない所に放流していた。漁協はオイカワを年間5キロ増殖する目標を定めていたが、学識経験者らでつくる県内水面漁場管理委員会が「増殖につながると判断しがたい」と指摘した。 命令は3月28日付。12月末を期限に、オイカワ10キロの放流と、4カ所以上に計16平方メートルの産卵場の造成も求めた。漁業法では、命令による計画を達成しなかった場合、県が漁業権を取り消すことになっている。 漁協の内木場司組合長は「理事会に諮って、対応していきたい」と話した。 漁協
年間120万トンの養殖サーモンを輸出しているノルウェーで、沖合にある養殖場のネットが破損し、中で飼育されていたサーモン2万7000匹が海に脱走していたことがわかりました。養殖サーモンが天然のサーモンと交配し生態系に深刻な影響が出る懸念から、養殖場を管理しているノルウェーの水産会社・Mowiは逃げたサーモン1匹につき500クローネ(約7000円)の報奨金を設定しました。 Mowi: Rømt fisk etter at merd kollapset i Dyrøy https://www.vg.no/nyheter/i/4Bl9Rq/fiskeridirektoratet-mowi-anslaar-at-27-000-laks-har-roemt Lakserømming i Troms ved Mowis anlegg Storvika V i Dyrøy https://www.vg.n
水産物の資源保護が課題となる中、水産庁は、新たに「ブリ」について取りすぎを防ぐため、漁獲量の上限となる「漁獲枠」を設定することになりました。 ただ、直近のブリの漁獲量は、漁獲枠に届かない水準で、当面、漁に与える影響は、限定的とみられています。 日本周辺での水産物全体の漁獲量が減少傾向にあることから、水産庁は、漁獲量の上限となる「漁獲枠」を設定して保護する魚を段階的に増やしていて、これまでにサンマやクロマグロ、スルメイカなどで毎年の漁獲枠が設定されています。 ことし4月からは、漁獲量が比較的多い「ブリ」についても新たに漁獲枠を設定することになり、17日開いた漁業者などとの意見交換会で、来年6月までの漁獲枠を全国で10万1000トンとすることが示されました。 ただ、直近の2022年の、カンパチなども含めた「ブリ類」の漁獲量は9万3000トンと、今回の漁獲枠に届かない水準となっていて、当面、実際
魚嫌いだった青年と、彼を信じ続けた妻の漁師物語 岡山の三大河川と呼ばれる吉井川と旭川に面した、岡山県玉野市の胸上むねあげ港。この漁港では春から夏にかけてハモ、クロダイ、サワラなどが収穫できる。また、冬の期間は良質なミネラルを含んだ海苔が育つことから、海苔の養殖・加工が行われている。 瀬戸内海に面したこの小さな港に、国内外のメディアで注目されている漁師の夫婦がいる。 取材に向かった場所は、胸上漁港の一画にある海苔加工所の邦美丸くにみまるだ。そこで漁業を営んでいる富永邦彦さん(37)は、漁に出かけるたびに日焼けするのだろう。肌はこんがりと焼け、Tシャツの袖から覗く腕は筋張っている。続いて、妻・美保さん(37)と次男である5歳の少年もやってきた。 2019年、2人は「漁師の過酷な労働環境を変えたい」「地元の水産資源を守りたい」と考え、消費者から注文が入った分だけの魚だけを獲り、残りの魚は海にリリ
北海道の川でサケを密漁したとして、闇バイトで集められたとみられる日本人とベトナム人合わせて4人が逮捕・起訴された事件で、警察は新たに実行役のリーダー格とみられる32歳の容疑者を逮捕しました。 この事件は先月2日の夜、北海道斜里町の海別川でサケ29匹を密漁したとして、日本人1人とベトナム人3人の合わせて4人が、水産資源保護法違反などの罪で起訴されたものです。 警察によりますと、4人は闇バイトで集められたとみられていますが、その後の捜査で住所不定、無職の藤井利也容疑者(32)が、関わっていた疑いがあることがわかり28日、札幌市の繁華街・ススキノ周辺にいたところを、逮捕しました。 藤井容疑者は実行役のリーダー格とみられていて、警察はほかにも事件に関与した人物がいるとみて捜査しています。 警察は容疑者の認否を明らかにしていません。
明石海峡 @akashi_kaikyo 汚すぎると評判のセーヌ川の一方、こちらは下水処理で綺麗になりすぎて海苔が色落ちした瀬戸内海。行政が汚水を放出しろというレベル。 pic.x.com/cesbxrarcv 2024-08-09 00:09:38 漁獲量は1990年代前半までは6万トンを超えていましたが、1995年頃を境に急減しており、近年は3万トン台にまで落ち込んでいます。漁獲量が減少し始めたのは、ノリの色落ちの発生と同時期ですが、この要因は現時点では明確ではありません。 しかし、漁業実態等に急激な変化は見られないので、漁獲量の減少要因として環境の変化が関わっていると考えています。この環境要因として、沿岸域の埋め立て、貧酸素、水温上昇などの様々な意見がありますが、海域の栄養度の低下が漁獲量減少の大きな要因であると推測しています。
今シーズンも水揚げが低水準となる見通しのサンマ。水産資源研究所は宮城・気仙沼で今年のサンマ漁に関する説明を行った。 今年は三陸沖などに暖かい海水の塊が残り、冷水を好むサンマにとっては南下しにくい状況に。この結果、漁場は去年より遠い東の沖合になると予測されている。また、サンマの大きさについては、80gから100g程度の小ぶりなサンマが主体になる見通し。 この状況を受けて、サンマ漁の組合では漁の機会を増やすため、大型船・中型船の漁の解禁日を小型船と同じ今月10日に早めることに決めた(例年の解禁日:小型船10日 中型船15日 大型船20日) <第八千代丸 浅野 正二 漁労長> 「今年は出漁早いけど、行ってみないことには分からないですけど、どうなのかな」 「外国船が早めに行ってやってるのも関係してるんじゃないですか」 気仙沼港からは今月8日に10隻程の大型漁船が北海道に向かう予定。
タコなどの頭足類は、「地球外にルーツを持つ生命体」との説が論じられるほど海洋生物の中で突出して知能が高いため、科学者の中にはタコの養殖はやめるべきだと提唱する人もいます。そんな主張を受けて、商業的なタコの養殖を禁止する「OCTOPUS Act(オクトパス法)」の制定に向けた議論が、アメリカ議会で進められています。 Whitehouse, Murkowski Introduce Bipartisan Bill Banning Commercial Octopus Farming - Senator Sheldon Whitehouse https://www.whitehouse.senate.gov/news/release/whitehouse-murkowski-introduce-bipartisan-bill-banning-commercial-octopus-farming/
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