携帯電話はどのようにつながるのか? 「圏内」になるためのステップ:IIJmio meeting 16(1/3 ページ) インターネットイニシアティブ(IIJ)は7月15日、恒例のファンミーティング「IIJmio meeting 16」を東京で開催。ネットワーク本部 技術企画室の佐々木太志氏が「スマートフォンがつながる仕組み」と題して携帯電話がつながる裏の仕組みを紹介した。 これまでのIIJmio meetingでネットワークの説明をする際は、主にMVNOの設備やその運用について語られてきた。IIJが今後、自前で運用する「HLR/HSS」(加入者情報データベース)についても、前回のIIJmio meetingで紹介されたが、今回取り上げたのは、もっと基地局寄り、スマートフォンの電源が入り、圏内になるまでに行われていることについてだ。 無線でデータを届ける仕組み 携帯電話は、1979年頃登場し