滝本太郎弁護士が11月25日に、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)系ウェブメデイア「ビューポイント」のライターと共同で記者会見をしていたことがわかった。滝本弁護士はオウム真理教問題に取り組んできたことで知られ、2018年に別の記者会見で事実に反する内容を口走り麻原彰晃の長男に敗訴した問題で、今年9月に「日本脱カルト協会(JSCPR)」理事を引責辞任したばかり。しかし現在も同会の事務局を担う立場であることから、統一教会系メディアの関係者との共同記者会見は立場上の整合性が疑問視される。 問題の記者会見は、25日に参議院会館内で開かれた「女性スペースを守る会」など4団体合同の会見。先の国会で法案提出が見送られたいわゆる「LGBT理解増進法」等に関して、身体が男性のまま「トランス女性」を自称する人々によって浴場やトイレなどの「女性スペース」の安全が脅かされると主張する共同声明を発表した。実際には