前のエントリの続き。 私には、学生時代から親しい付き合いの続いている女友達が、10数人いる。大学も、学部も様々であり、独身者も子持ちもいるが、共通しているのは、卒業後一貫して就労しているということ(ひとりフリーターがいるけど)である。彼女たちのほとんどが、「手に職」系の職場を選んだ。といっても最初から「医学部や法学部」に入っていたのは少数で(当時はそんな学部を「女の子」が志望するだけでも奇異な目で見られたりしたのだが)、大学生活、あるいは就職活動を経験する中で、結局教職につくことを選んだもの、卒後専門学校に入りなおして理学療法士・作業療法士の道を選んだものが多い。企業の組織人として生きているものもいるが、例外的だ。 また、私自身について言えば、「サラリーマンにはなりたくない」というのは、父を見ていて思ったことで、これは他の何人かの友人とも共通している。高度成長期の会社人間で、平日は残業