6日正午ごろ、東京都練馬区大泉学園町の都営アパートで、点検作業中のエレベーター付近で爆発が起き、作業にあたっていた「日本エレベーター」(本社・東京都千代田区)の男性作業員(26)が顔などにやけどの重傷。別の男性作業員(25)も腕などに軽いけがを負った。 警視庁石神井署などによると、2人はエレベーターの異常音の原因を調べるため、同日午前9時ごろから作業。事故当時は、1人がエレベーターの下に入って部品の交換作業をし、もう1人が内部で点検作業をしていたという。 部品の交換作業をしていた26歳の男性作業員は「たばこに火を付けようとしたところ爆発した」と話しているといい、同署は点検作業で有機溶剤を使い、揮発性の高いガスが充満しているところにたばこの火が引火したとみて、詳しい事故原因を調べている。