中国北京で、新型コロナウイルスワクチンの接種を待つ人々(2021年4月8日撮影、資料写真)。(c)LEO RAMIREZ / AFP 【4月11日 AFP】中国疾病対策予防センター(CCDC)のトップが10日、既存の中国製の新型コロナウイルスワクチンの有効率が比較的低いことを改善するため、異なる種類のワクチンの併用を検討していると明らかにした。中国のトップレベルの専門家が、公の場で中国製ワクチンの有効性の低さを示唆したのは初めて。 ニュースサイト「澎湃新聞(The Paper)」は、CCDCの高福(Gao Fu)主任が四川(Sichuan)省成都(Chengdu)での会見で、当局は「既存ワクチンの有効率が低いという問題の解決策を検討する」必要があると述べたと報じた。 中国は国内で大規模な集団接種を展開している他、世界中に中国製ワクチンを輸出している。 高氏はまた、問題の解決策の一つとして、