政府は、生活が苦しい家庭の子どもに対する教育支援などを盛り込んだ大綱の策定に向けて、関係閣僚による会議の初会合を開き、安倍総理大臣は「子どもの貧困対策は極めて重要だ」として政府一丸となって検討を進めるよう指示しました。 総理大臣官邸で開かれた「子どもの貧困対策会議」の初会合には、安倍総理大臣のほか、子どもの貧困対策を担当する森少子化担当大臣、それに下村文部科学大臣や田村厚生労働大臣らが出席しました。この中で、安倍総理大臣は「子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困が世代を超えて連鎖することのないよう、必要な環境整備や教育の機会均等などを図る子どもの貧困対策は極めて重要だ。すべての子どもたちが夢と希望を持って成長していける社会の実現に向け、一丸となって取り組んでほしい」と述べました。 そして会合では、ことし7月をめどに、生活が苦しい家庭の子どもに対する教育支援や、