AIに適した知的労働 森一真氏(以下、森):データの分析も知的労働ですし、チームビルディングもある意味知的労働かなと思いますが、特に情報処理的で、かつ問題が曖昧ではなく、ちゃんと定義できるものほどAIに向いています。いわゆるリサーチや分析はどんどん優先的にAIに置き換わっていきます。 新規事業アイデアは(スライドの)真ん中にあるんですが、若干情緒的なところや文脈的なところもありつつ、リサーチ等の情報処理的な業務負荷が著しく高いので、うまくプログラムを組むことでかなりAI化が進みやすいと思います。 逆にリーダーシップやチームビルディング、組織文化などは、AIにはまだちょっと難しいと思います。この(スライドの)右上にいけばいくほど、AI化が進みやすいと考えてください。 その中で新規事業のアイデアを作る場合、どう活用できるか。これ(スライド)は新規事業プロセスの事業仮説を作るまでを簡便化した図で
